第１６回LFEC東京研修を開催

とき

平成29(2017)年11月13日(月)～14日(土)

ところ

ホテル椿山荘東京、他

内容

民間外交推進協会(FEC)は昨年11月13～14日の1泊2日の日程で第16回LFEC東京研修を開催した。FECでは、1994年からLFECメンバーが相互の親睦を深めると共に、外務省幹部や専門家による講演会や駐日大使らとの交流を通じて国際情勢の理解や各国との友好関係を増進することを目的とする東京研修を開催。一時中断していたが、2014年より本年で4年連続の開催となる。東京、中部、関西の3地区で活躍するLFECのメンバー22人が一堂に会し大変実りある研修となった。
今回の研修のテーマは「国連」。研修1日目にホテル椿山荘東京へ集合し、アフガニスタン大使館へ。到着後、バシール・モハバット駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使主催の昼食懇談会に参加。続いて、外務省会議室にて大鷹正人外務省総合外交政策局審議官の「日本の国連外交」をテーマとした講演会。ホテルに戻りLFEC交流会の後、小山淑子早稲田大学留学センター講師をお招きして「国連で働く:平和をつくる仕事の現場」と題しての基調講演を拝聴した。
2日目はホテルにダツェ・トレイヤ＝マスィー駐日ラトビア共和国大使を迎えて、「独立100周年!周年行事で盛り上がる魅惑のデスティネーション」をテーマに講演会を開催、パキスタン大使館におけるアサド・マジード・カーン駐日パキスタン・イスラム共和国大使主催の昼食懇談会に参加。そして、フォーリン・プレスセンター記者会見室での赤阪清隆フォーリン・プレスセンター理事長(元国連事務次長)の「国連の理想と現実」をテーマの講演会を開催、東京駅で解散した。
　様々な角度から国連に焦点を当てたプログラムで、今回の研修で国連の役割や活動を学び、改めて女性の立場で民間外交を基本に貢献する活動の必要性を実感する研修となり、参加者は、具体的に民間の立場で出来る持続可能な活動を行いたいなど、収穫のある充実した研修だったとの感想を述べた。今回の研修は、国際女性会議(WAW!2017)シャイン・ウィークス公式サイドイベントとして登録されている。