百地章日本大学教授をお迎えし第191回国際問題懇談会を開催
とき
平成27年(2015)10月15日(木)14時~16時
ところ
如水会館「コンファレンスルーム」
概要
FECは10月15日、百地章日本大学法学部教授を招き、「集団的自衛権と憲法9条」をテーマに第191回国際問題懇談会を如水会館で開催した。安倍内閣は平和安全法制の法案を成立させたが、憲法学者間でも意見の相違があり国民の理解も十分でない状況だ。開会に際して、松澤建FEC理事長が、「日本人に最も大切な憲法と集団的自衛権について、憲法学の第一人者の百地先生から改めて勉強し、今後に活かしていきたい」と主催者挨拶。百地講師は集団的自衛権行使の発動要件、違憲論と合憲性、政府見解の変更、憲法9条第2項について講演を行った。講演後は法的安定性、憲法と国際法の関係、日米安保条約と集団的自衛権などの質疑・意見交換が活発に行われた。