FEC創立30周年記念式典・レセプションを開催
2013年06月18日更新
民間外交 役割ますます重要に
とき
平成25年(2013)6月4日(火)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「光の間」
内容
民間外交推進協会(FEC)は本年(5月1日)創立30周年を迎えたことを記念し、6月4日、創立30周年記念式典・レセプションを帝国ホテル東京で開催した。式典及びレセプションには300名を超えるFEC役員会員、約50名の駐日各国大使、国会議員ら総勢約400名が出席し盛会となった。
式典及びレセプションの開会に際し、金川千尋FEC会長(信越化学工業(株)代表取締役会長)は「私たちが追い求めている真の国際関係は、形式的な交流ではなく心の通った深い信頼と相手国への敬意から生まれてくる。FEC会員が力を結集して取り組むことにより、相手国と日本がともに発展し、新たな高みに達することができると確信している。民間外交活動の推進と世界平和の実現に向けて、引き続き皆様のあたたかいご支援をお願い申し上げる。」と挨拶。続いて、来賓の菅義偉内閣官房長官が「FECは1983年の創立以来、民間レベルでの国際交流や国際親善事業に取り組み、日本と諸外国との相互理解や友好関係の発展に大いに貢献してこられた。日本を取り巻く環境はこの30年の間で大きく変わり、今日ほどオールジャパンとして外交を展開しなければならない時はない。民間外交の強みは、何と言っても人と人との絆を大切にする「日本らしさ」を強調できる点にある。この30年に渡っての実績に心より敬意を表すると共に、今後の一層のご活躍をお祈り申し上げる。」と祝辞を述べた。
司会者が祝電を披露した後、これまで10年以上にわたりFECの活動を支えてこられた役員会員28名に対する謝意を表する永年功労表彰式が執り行われ、金川FEC会長より、永年功労者を代表して藤田弘道FEC副会長(凸版印刷(株)相談役)に表彰状が手渡された。
最後に駐日外交団長のカデロ駐日サンマリノ大使が「FECは日本のためだけでなく世界の平和のために役立つ偉大な組織だ。我々外交団はいつでもFECの活動をサポートしていきたい。」と乾杯の挨拶を述べ、祝賀ムードの中レセプションに移った。レセプションは和やかな雰囲気のもと進行し、出席者から多くの祝賀や慰労の言葉が寄せられ盛会裏に終了した。