金川会長への東京大学大学院博士号授与お祝いの会を開催
2011年11月09日更新
金川会長の博士号授与を500人が盛大に祝福
とき
平成23年(2011)11月9日(水)12時〜13時30分
ところ
帝国ホテル東京「富士の間」
内容
11月9日、FECの金川千尋会長=信越化学工業(株)会長=の東京大学大学院博士号授与を祝う会が、FECが事務局となり帝国ホテル東京で開催された。政財界人、文化人、外交関係者、各国大使館関係者ら約500名が出席し、金川会長の博士号授与を祝福した。金川会長は1973年、米国にて塩化ビニル製造会社のシンテック社を起業し、高収益事業に育てるとともに、世界最大の塩ビメーカーへ成長させた。今般、その時の経営の実例をもとにまとめた研究論文(「ポリ塩化ビニル工業の経営―コモディティ事業における事業強化と経営―」)が評価され、東京大学大学院から博士(学術)の学位記が授与された。祝う会は、金川会長と長年に亘り親交がある中曽根康弘元首相を代表とする31人の発起人に、FECを事務局に開催された。
出席者が大きな拍手で迎える中、金川会長と中曾根康弘元首相が登壇し金川会長の博士号授与を祝う会が始まった。FEC松澤建理事長の開会挨拶の後、発起人を代表して中曾根康弘元首相が祝辞を述べ、菅直人前首相が来賓挨拶を行った。司会者による野田佳彦首相とジョン・ルース駐日米国大使の祝辞代読のあと、FEC会員で発起人の一人であるピアニストの中村紘子氏、柔道家の井上康生氏が花束と記念品を贈呈。挨拶に立った金川会長は、「この論文が世界の化学産業の発展と、世界で戦う経営者に少しでもお役に立てれば幸いです。今後もシンテック並びに信越グループの発展に向けて経営に努力し、事業のチャンスをくれたアメリカへも恩返ししたい」と喜びの言葉を述べた。
渡邊五郎森ビル(株)特別顧問の乾杯発声により祝宴に移り、お祝いにかけつけた出席者が舞台前に列をつくり、金川会長は一人ひとりと親しく懇談した。祝賀会は約1時間半にわたり和やかなうちに散会となった。