山下一仁氏キヤノングローバル戦略研究所研究主幹をお迎えし第144回FEC国際問題懇談会を開催
2011年05月17日更新
食料安全保障のためにTPPが必要
とき
平成23年(2011)5月17日(火)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年5月17日(火)に山下一仁氏キヤノングローバル戦略研究所研究主幹を招き第144回FEC国際問題懇談会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は5月17日、山下一仁キヤノングローバル戦略研究所研究主幹を招き、「自由貿易が日本農業を救う」をテーマに第144回国際問題懇談会を帝国ホテル東京で開催した。大震災発生により、貿易自由化の焦点である農業問題が棚上げされ、政府のTPP(環太平洋経済連携協定)参加判断が遅れているが、災害復興を理由に議論の先送りは許されない。松澤建FEC理事長の開会挨拶に続き、山下一仁講師は、詳細な資料によりTPP参加意義、農業保護の特徴、農業再生の方策などを中心に講演を行った。講演後の懇談会では、民主党の農業政策、農水省の立場、メディアの論調などについて、オフレコを交えた質疑・意見交換が活発に行われた。懇談会には、田代圓東ソー(株)相談役、生田正治(株)商船三井最高顧問、齋藤宏(株)みずほコーポレート銀行特別顧問、松尾邦彦国際石油開発帝石(株)相談役、米澤泰治米澤化学(株)代表取締役社長、北修爾阪和興業(株)代表取締役会長、大戸武元(株)ニチレイ相談役、内田勲横河電機(株)取締役会長ら、多数のFEC役員、会員が出席した。
(田丸 周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)