山田吉彦東海大学海洋学部教授をお迎えし第154回国際問題懇談会を開催
2012年09月21日更新
海洋保護区を設定し尖閣の海を守れ
とき
平成24年(2012)9月21日(金)14時〜15時半
ところ
FEC事務局「大会議室」
概要
平成24年9月21日(金)に山田吉彦東海大学海洋学部教授をお招きし第154回FEC国際問題懇談会を開催
内容
FECは「日本を考えるシリーズ」第4回として、9月21日山田吉彦東海大学海洋学部教授を招き、「海の安全保障は大丈夫か」をテーマに第154回国際問題懇談会をFEC大会議室で開催した。日本政府による尖閣諸島の国有化に反発する中国では反日暴動が発生し、尖閣諸島周辺への中国の漁船や監視船の航行が急増、領海を守る日本の監視船との緊張が高まっている。松澤建FEC理事長が「日本は平和に安住し海の安全の重要性を忘れていた。海洋問題第1人者による時宜を得た講演と参加者との活発な議論に期待したい」と開会挨拶。山田講師は海保の監視活動、中国の海洋政策、尖閣国有化、北極海航路などを中心に講演を行った。講演後は、香港、台湾の活動家の背景、日本政府の対応などについての質疑・意見交換が活発に行われた。研究会には、田代圓東ソー(株)特別顧問、野村吉三郎全日本空輸(株)特別顧問、田中宏 (株)クレハ相談役、谷内正太郎(株)谷内事務所所長、生田正治(株)商船三井最高顧問、山寺炳彦東亞合成(株)代表取締役会長らが出席した。