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渡邊頼純慶應義塾大学総合政策学部教授をお迎えし第182回国際問題懇談会を開催

国際問題懇談会

2014年10月15日更新

渡邊頼純慶應義塾大学総合政策学部教授

渡邊頼純慶應義塾大学総合政策学部教授

第182回国際問題懇談会の開催風景

第182回国際問題懇談会の開催風景

とき

平成26年(2014)9月4日(木)14時〜15時半

ところ

神谷町ビル「会議室」

内容

FECは9月4日、渡邊頼純慶應義塾大学総合政策学部教授を招き、新・日本を考えるシリーズ①「TPP」をテーマに第182回国際問題懇談会を神谷町ビルで開催した。カナダで開催された環太平洋連携協定(TPP)交渉の首席交渉官会合は、「労働」分野をめぐる先進国と新興国の対立が収束に向かうなど、ピッチが上がってきた。しかし、事務レベルの議論で間合いを詰められるテーマに集中しており、交渉全体の行方を占うのは早計だ。湯下博之FEC専務理事が「TPPはいよいよ大詰めを迎えてきたが、今後については予断を許さない状況だ。日本やアジアの将来に大きな意味を持つ課題であり、改めて頭の整理をする必要がある。」と主催者挨拶。渡邊教授は、TPPの現状と今後について詳細な説明を行い率直な所感を述べた。講演後はTPPとRCEPの関連性、日本の農業などについて質疑・懇談が和やかに行われた。懇談会には、伊藤直彦日本貨物鉄道(株)相談役、渡部賢一野村ホールディングス(株)常任顧問らが出席した。

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