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渡辺国務大臣を来賓に招き「公務員制度改革」をテーマに第82回FEC国際問題懇談会・昼食会を開催

国際問題懇談会

2007年07月10日更新

国民から怨嗟の声となった社保庁=年金騒動についても率直に語る

(第82回国問懇で熱弁を振るう渡辺行革担当国務大臣と熱心に聴講のFEC役員=ANAインターコンチネンタル東京ホテル)

(第82回国問懇で熱弁を振るう渡辺行革担当国務大臣と熱心に聴講のFEC役員=ANAインターコンチネンタル東京ホテル)

とき

平成19年(2007)7月10日(水)12時〜14時

ところ

ANAインターコンチネンタル東京ホテル

概要

渡辺行革担当国務大臣を招き第82回FEC国際問題懇談会を開催。

内容

テーマ

 「日本の公務員制度改革」を演題に行革担当の渡辺喜美国務大臣をゲストスピーカーとして招き第82回FEC国際問題懇談会(略称FEC国問懇)を昼食会を兼ねて開催。FEC役員、野村吉三郎全日空最高顧問、武藤高義カルピス常任相談役、清原武彦産經新聞社会長、山田洋暉興銀第一ライフアセットマネージメント代表取締役、武井宏ボルテックスセイグン社長、宮脇宗嗣RBS証券特別顧問、阿部紘武監査法人トーマツ特別顧問らの法人会員の企業代表者ら60名が出席

内 容

 民間外交推進協会(会長・金川千尋信越化学工業(株)社長)は、7月10日、行革等担当の渡辺喜美国務大臣を招き「日本の公務員制度改革」をテーマに第82回FEC国際問題懇談会(FEC国問懇)をANAインターコンチネンタルホテル東京で開催した。

 開会あいさつで埴岡副理事長は、「只今の年金騒動はマスコミ報道で国民が付和雷同しているとの向きもあるが、断じてそうではなく、少子化、百鬼夜行の乱れ切った世の中で、老後はカネ、即ち年金にしか頼れない民草の切なる願いであり、カネを預けた者の当然の権利主張だ。これも社保庁幹部、職員の天をも恐れぬ所業の結果だ」と述べ、続いて「サラリーマンに成り下がった最近の公務員に公僕とは何かに活を入れ、優れた能力を持つ公務員の大いなる奮発をうながすことに決死の覚悟でその大任に当たる渡辺大臣」と紹介。

 主催者あいさつで斉藤邦彦理事長は、父の渡辺美智雄元外相時代に外務審議官として海外出張に同行、その父の大臣秘書官としての活躍ぶりを披露した。

 渡辺大臣は、今日はオフレコでもあり思う存分に公務員改革に向けた存念を語り大いにサービスすると述べ、会場の笑いを催した。一連の改革はこの10年で日本の周辺各国は色々の危機を乗り越えて見事に成功し大いに経済発展を続けている。日本だけがデフレから脱却できない情勢で、かなりのドラステックな改革が必要だなどの一時間の熱弁をふるい、続いてのFEC役員の笹森清前連合会長や岩下誠宏(株)ADEKA名誉会長、尾崎護元大蔵事務次官との質議応答でも積極的且つ明解に答えて大いに談論風発の場とした。出席のFEC役員、会員は今日の大尽の話を聞いて改革の趣旨とその方法が十分に理解できた実に有意義な場だったと評価する感想を寄せた。

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