今田高俊東京工業大学大学院教授をお迎えし第159回国際問題懇談会を開催
2013年01月15日更新
世界が模索する高レベル放射性廃棄物処分
とき
平成24年(2012)1月9日(水)14時〜15時30分
ところ
FEC事務局「会議室」
内容
FECは「日本を考えるシリーズ」第8回として、1月9日、今田高俊東京工業大学大学院教授を招き、「高レベル放射性廃棄物の処分について」をテーマに第159回国際問題懇談会をFEC大会議室で開催した。原発の位置づけを考える際の最大の課題は、処分先が決まらない使用済み核燃料の扱いだ。原子力委員会から審議依頼された日本学術会議は昨年9月衝撃的な提言を発表した。松澤建理事長の主催者挨拶の後、検討委員会委員長として本提言をまとめた今田講師は提言の背景、「暫定保管」と「総量管理」の含意、今後の課題を中心にオフレコを交えて講演。放射能の脅威、原発コスト、国際協力などの質疑が活発に行われた。懇談会には、田代圓東ソー〜特別顧問、野村吉三郎全日本空輸〜特別顧問、山寺炳彦東亞合成〜代表取締役会長、内田勲横河電機〜最高顧問、山田洋暉(株)クラレ監査役らが出席した。