ガウヴォン駐日ブラジル大使をお迎えし第146回国際問題懇談会を開催
2011年09月14日更新
積極的なインフラ投資を期待、インフレ再燃には厳格対処の方針
とき
平成23年(2011)9月14日(水)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「雅の間」
概要
平成23年9月14日(水)にガウヴォン駐日ブラジル大使をお迎えし第146回FEC国際問題懇談会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は9月14日、マルコス・ガウヴォン駐日ブラジル大使を招き、「日本―ブラジル関係の現状と展望」をテーマに第146回国際問題懇談会を帝国ホテル東京で開催した。好調な資源輸出により経済成長が続くブラジルは、14年のサッカーW杯、16年の五輪を控えインフラ投資の拡大も期待されている。07年から純債権国に転じ信用力も向上し日本からの投資も増加している。開会に際して松澤建FEC理事長が、「ガウヴォン大使は両国の経済・文化交流を更に深めたいとの強い意思をもち着任された。大震災に対する大使以下23万人の在日ブラジル人の暖かい支援に感謝する。本会での率直な意見交換を通して両国関係が一層発展することを願う」と挨拶。懇談会には、田代圓東ソー(株)相談役、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、齋藤宏(株)みずほフィナンシャルグループ名誉顧問、田中宏(株)クレハ相談役、渡部賢一野村證券(株)CEO兼執行役社長、大前孝雄三井物産(株)代表取締役副社長執行役員、今田潔信越化学工業(株)顧問ら、多数のFEC役員、会員が出席した。ガウヴォン大使は、最近の経済情勢、課題と政策運営、対日関係などを中心に講演を行った。講演後は、日本料理をともにして出席者と和やかに懇談・意見交換が行われた。
(田丸 周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)