中部LFEC発会式
2013年07月19日更新
中部4県 一体化して船出
とき
平成25年(2013)6月24日(月)12時〜13時
ところ
名古屋マリオットアソシアホテル「ジュピター」
内容
民間外交推進協会(FEC)は6月24日に名古屋マリオットアソシアホテルにて谷口智彦内閣審議官を特別ゲストに迎え中部LFECの発会式と記念講演会を開催した。
中部LFEC発会式には、谷口内閣審議官、湯下博之専務理事、既存の会員に加え新たな会員等を加え総勢50名が出席。中日新聞社が発会式を取材し翌日の社会面に写真入りで大きく取り上げられた。
開会に際して、湯下専務理事は「本協会は30年前にこの名古屋市内に事務局を設置し発足した。本協会の特色の一つとして、広く女性が集い、国際化時代に日本女性が何を考え、どのように行動すればよいかを模索することを目的とした『女性が考える外交フォーラム(愛称=LFEC)』を組織し、全国的な女性の国際交流支援を実施している。これまで中部地区では、名古屋、愛知、岐阜及び静岡の各女性部会がそれぞれ活動をしておられたが、今般、再活性化のため一つに統合し新たな会員をお迎えして中部LFECとして再出発を図ることとなった。
ここにその発会式を執り行うが、LFECは平成3年(1991)に設置され22年が経過した。この間、内外の各界著名人を講師とする勉強会の開催や、海外からの学生の受け入れ、海外での災害に対する見舞金贈呈等の支援、海外福祉施設等への援助金の支援、在日各国大使館や海外訪問を通じた官民代表者との親善交流など多岐にわたる活動を実施していただいた。その様な貴重な活動実績を踏まえて、更に多くの方々の参加を得て、各国の女性団体や、指導者との心の通った交流を推進し、特に近隣諸国との友好親善に努めていただきたいと願っている。その為には、日頃から国際情勢や各国の歴史、文化等について各地域のLFEC会員の皆様が常に勉強することができる機会を設けることが必要であると考えている。また、責任ある活動を実施していただくために外務省OBや専門家のご指導の下、各国女性代表者との交流を進めて頂きたいと願っている。」と主催者を代表して挨拶。
その後、司会者より中部LFEC発足に至る経緯説明が行われ、続いて中部LFECの幹事の選任が行われ、春日井以久子氏、九鬼綾子氏、大徳令子氏、長縄直子氏、早川美智子氏、藤井敦子氏、横井元子氏の7名が選出された。その上で、九鬼綾子氏が代表幹事に選任された。九鬼代表幹事は「これまで鈴木宏子名古屋LFEC代表幹事等の幹事の皆様が引っ張ってきてくださったLFECの活動を踏まえ、中部地域で国際交流を推進する受け皿となれるようしっかりと活動を行っていきたい」と挨拶された。その後、昼食懇談に移り出席者は和やかに懇談を行った。
閉会を前に、谷口内閣審議官が「大変時宜を得た活動で大いに期待している。間もなく、駐日米国大使としてキャロライン・ケネディ氏が着任される。また、次の駐日イスラエル大使も女性の予定だ。現在の駐日インド大使も女性で素晴らしい仕事をしておられる。近隣諸国でも女性の代表者が活躍している。これからの時代は女性の時代と言っても過言ではない。その様な中で、女性が外交を考えることはとても重要であり、責任ある国際交流、親善を行う意義は大きい。皆様方の活動が大きな成果を生むことを期待している」と来賓挨拶を述べた。
閉会後、会場を移して、谷口内閣審議官より「安倍外交の目指すもの・そこに戦略はあるか」と題して約1時間講演が行われ、その後活発な質疑応答が行われた。