FECエジプト女性使節団〜大歓迎を受けて帰国

2006年06月18日更新

とき

2006年06月18日(日)

概要

我が国からエジプトを含めた中東に初めての日本女性使節団で第14回目を迎えたFEC女性会員（LFEC）海外研修でもあった今回のFEC女性使節団は、滞在中はエジプト政府の特別待遇による大歓迎を受けて帰国しました。小池百合子環境大臣からの親書をエジプト労働大臣に手渡しました。

内容

平成18年3月13日〜20日のカイロ滞在中（内、15〜16日はカイロから航空機でルクソールへ）は、エジプト外務次官、労働大臣との会談、アラブ連盟とエジプトの婦人協議会、母子協議会などの5団体のトップとの昼食や歓迎昼食会、お茶会による大歓迎の下で、互いに女性の地位向上、教育福祉問題、両国間の文化交流などについて積極的に意見交換を通じて交流を促進し、日本とエジプトの友好関係の深化に大きく貢献しました。会ったエジプト側の各界代表は全てが女性で、団員のアラブ女性に対しての偏見ともいえるイメージを、大きく考え方を変える機会ともなりました。

アイーシャ・エジプト労働大臣と会談のFEC女性使節団（右から4人目が労働大臣）

アイー、シャ・エジプト労働大臣と会談のFEC女性使節団

　到着日の翌日の14日朝、エジプト外務省の文化科学担当のモナ・カサバ外務次官を訪問した。

面談では次官から歓迎挨拶の後、文化交流などについて意見を交換した。外務省からは全団員に対して記念品が贈られた。

13日のカイロ空港到着時は、政府関係者の出迎えと入国手続きは全てVIP扱いで一般客とは通る場所が異なるなど、FEC団員は到着初日から驚いた。

各所でエジプト新聞、テレビ局の取材攻勢を受けてFEC使節団が異例の扱いで大きく報道された。

　3月14日午後、カイロ市内のアラブ女性連盟（AWD）にバドラン事務総長を訪問。

事務総長からFECとアラブ女性との交流事業について積極的な提案があった。（AWDから連盟の楯を受ける使節団顧問の木島元駐アルゼンティン大使）

	14日午前、エジプト母子協議会（NCCH）主催の歓迎昼食会に招かれ出席した。フルコースの食事をともにし率直な意見を交換した。（カッターブNCCH事務総長から記念品を受けとる木島使節団顧問）

　14日夕、エジプトの女性経営者連盟理事長のヤッソァ女史の私邸に招かれ、お茶会で積極的に意見を交換した。団員はアラブの民家を訪問できたことに大変喜んだ（日本、エジプト両国旗を掲げるなど歓迎ムード一色。）

　14日夕刻、在エジプト日本大使館にも訪問し、館員から両国関係と現地事情について説明を受けた。

	19日午前、カイロ市内の格式ある建物のアラブ連盟社会委員会に事務総長のバキール大使を訪問した。

　19日夕刻の帰国を前に同日午前、カイロ市内の全国婦人協議会にハッサン事務総長を訪問。同会の幹部と意見を交換した。