中垣喜彦団長以下第7次FECベトナム訪問団が実り多い訪問を終えて帰国
とき
平成24年(2012)12月1日(土)〜8日(土) 8日間
ところ
ハノイ、ホーチミン
内容
民間外交推進協会(FEC)は平成24年12月1日から8日にかけて、中垣喜彦FEC副会長兼日越文化経済委員会委員長(電源開発 相談役)を団長、山口範雄FEC副会長(味の素 代表取締役会長)を特別顧問、湯下博之FEC専務理事兼日越文化経済委員会顧問(元駐ベトナム大使)を顧問とする第7次FECベトナム訪問団一行15名をベトナムに派遣した。
2013年「日本ベトナム友好年(外交関係樹立40周年)」を目前に控えた今次訪問団の派遣は時宜を得たものであり、FECとベトナムの協力関係を更に深めるものとなった。
訪問団一行は二年連続となるチュオン・タン・サン国家主席への表敬が実現したほか、ヴー・フイ・ホアン商工大臣をはじめとする関係閣僚との会談や現地の商工会議所幹部との意見交換を行った。加えて、ディンブー、VSIPハイフォン、タンロン、ノンチャック3の4つの工業団地やカイメップ港の視察、ロンタイン国際空港建設予定地と南北高速道路の建設現場の視察など密度の濃い日程をこなし、ベトナムのインフラ整備状況や投資環境について知見を広めた。
また、ホーチミン廟や一柱寺など文化財の視察や水上人形劇の鑑賞を通じでベトナムの伝統、文化についても理解を深めた。
【日程】
〈12月1日〉 成田空港JAL貴賓室「菊」にて結団式。日本航空にて空路ハノイへ。
〈2日〉 午前=バスにてハイフォンへ。人民委員会にてダン・ドゥック・ヒエップ・ハイフォン市人民委員会常任副委員長と意見交換。ハイフォン市人民委員会主催昼食会。午後=ディンブー工業団地及びVSIPハイフォン工業団地視察。バスにてハノイへ。
〈3日〉 午前=ホーチミン廟、一柱寺、ホーチミンの家、タンロン遺跡、文廟視察。大使公邸にて在ベトナム大使館員による現地情勢説明と谷〜泰明駐ベトナム日本国大使主催昼食会。午後=保健省にてグエン・ベト・ティエン保健副大臣と会談。農業・農村開発省にてグエン・ティ・スアン・トゥー農業・農村開発副大臣と会談。
〈4日〉 午前=計画投資省にてブイ・クアン・ヴィン計画投資大臣と会談。商工会議所にてヴー・ティエン・ロック・ベトナム商工会議所会頭と意見交換。外務省にてホー・スアン・ソン外務次官と懇談。午後=商工省にてヴー・フイ・ホアン商工大臣と会談。国家主席府にてチュオン・タン・サン国家主席表敬訪問。水上人形劇鑑賞。
〈5日〉 午前=交通運輸省にてグエン・ゴック・ドン交通運輸副大臣と会談。タンロン工業団地内の「ほたる食堂」個室にて昼食。午後=ベトナム航空にて空路ホーチミンへ。総領事公邸にて日田春光在ホーチミン総領事主催現地情勢説明兼夕食会。
〈6日〉 午前=統一会堂、サイゴン大教会、中央郵便局視察。ドンコイ地域散策。午後=商工会事務所にてホーチミン日本商工会と意見交換。市庁舎にてレ・マン・ハー・ホーチミン市人民委員会副委員長と会談。
〈7日〉 午前=バスにてドンナイ省へ。管理事務所にてドンナイ省ノンチャック3工業団地の概要説明。日系企業(Soltec Vietnam社, Plus Vietnam社)視察。午後=カイメップ港、南北高速道路建設現場、ロンタイン国際空港建設予定地視察。人民委員会にてファン・ティ・ミイ・タン・ドンナイ省人民委員会副委員長と会談。バスにて空港へ。
〈8日〉 午前=日本航空にて帰国の途へ。成田空港着。
【団員】
団長=中垣喜彦電源開発 相談役・前社長、FEC副会長兼日越文化経済委員会委員長
特別顧問=山口範雄味の素 代表取締役会長、FEC副会長兼日アセアン文化経済委員会委員長
顧問=湯下博之元駐ベトナム大使、FEC専務理事兼日越文化経済委員会顧問
団員=岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険 特別顧問、FEC副会長▽今田潔信越化学工業〜顧問▽森中小三郎成田国際空港 取締役兼執行役員相談役▽本間克巳 ジーアンドエイチ代表取締役、本間獣医科医院院長、FEC理事▽ダム・フィ・ビンあいおいニッセイ同和損害保険 ハノイ事務所部長▽佐藤仁共立製薬 執行役員国際本部長▽松下修 KPMG FASパートナー/公認会計士▽あずさ監査法人GJP部、中国事業室室長、パートナー/公認会計士▽畑野裕睦コムラック代表取締役▽仲井力 ライズ・ジャパン代表取締役社長▽佐原明日子(医)横浜育明会歯科医師
事務局長=奥山渉電源開発 国際事業本部審議役 ハノイ事務所総代表
随行員1名