ズン・ベトナム首相を招き昼食会・日越経済懇談会を開催=FEC日越文化経済委員会
2009年05月21日更新
3回目となったFEC役員とズン首相との会談は今次懇談会でも率直な意見交換の場となる
とき
平成21年(2009)5月21日(木) 11時30分〜13時15分
ところ
ホテルオークラ東京「アスコットホール」
概要
ズン・ベトナム首相を招き昼食会・日越経済懇談会を開催。
内容
平成18年(2006)10月20日、首相として初来日したズン首相を招きFECは日越文化経済委員会の発会式を開催した。翌年3月にハノイを訪問した第2次FECベトナム経済事情等調査団はズン首相と会談。今回で3回目の会談を昼食懇談会を催して行った。主催者を代表し内藤明人FEC副会長が歓迎あいさつを行った。FEC役員25名が出席した。
埴岡和正FEC理事長の開会あいさつで始まり、主催者を代表しFEC副会長の内藤明人リンナイ(株)取締役会長は、「日本は先の大戦で敗戦の憂き目を見るに至ったが、日本国民の辛抱と努力で国力を見事に回復させた。金融危機で厳しい経済情勢下でベトナムはめざましい活動を展開している。首相の指導力に敬意を表す。当委員会は2年前に首相の出席の下に発会したが、20年の両国関係発展への実績を元にして今後も経済、人的交流事業の進展に取り組むが、今日FECとベトナムとの人的信頼関係は最高レベルに達している」とあいさつ。岩下誠宏日越委員長が乾杯の発声を行った。
首相は答礼あいさつで、「内藤副会長の含蓄あるスピーチをいただきFEC役員との再会を大変にうれしく思う。両国の戦略的パートナーシップにもとづきベトナムは全力を上げているが、日本側も力を入れて欲しい。特に対越投資、貿易分野において促進したい。FECにもこの点を協力して欲しい。ベトナム政府はFECを高く評価し深く謝意を表したい」と述べた。
続いての懇談会は埴岡理事長の進行で首相とFEC役員が原子力発電所建設などの問題について率直な意見を交換した。
<ベトナム側の主な出席者>
ズン交通運輸大臣、ホアン商工大臣、ビン駐日大使、ヴ政府官房副長官、ソン外務次官、ダット計画投資次官、ラン科学技術次官、ディン首相補佐官ら25名
<FEC側の主な出席者>
荒木浩、佐藤晃一、松澤建各副会長、岩下誠宏日越委員長、湯下博之日越委員長代行、中垣喜彦日アセアン文化経済委員長、池田弘一日越委員、中野和久出光興産(株)副社長ら25人