2月5日に埴岡副理事長が1月末日に着任のビン新駐日ベトナム大使と在日ベトナム大使館で面談
2008年02月05日更新
FECの長年にわたっての日本・ベトナム友好関係増進に向けての尽力を高く評価し心からのお礼を、と新大使が率直に述べる
とき
平成20年(2008)2月5日(火) 16時〜17時
ところ
在日ベトナム大使館2階の大使応接室
概要
ビン新駐日ベトナム大使と埴岡副理事長が在日ベトナム大使館で面談。
内容
1月末日に新駐日ベトナム特命全権大使として着任のビン大使(前ベトナム外務次官)と埴岡FEC副理事長との初会談。 (埴岡副理事長は昨年末に来日したビン外務次官と会い次期駐日大使就任のあいさつを受けて親しく面談した)
面談の冒頭に大使は着任したことのあいさつを述べ、埴岡副理事長は大使就任に本協会を代表しての祝意を表した後、約1時間和やかなムードで懇談した。大使は1月末に着任したのは旧正月を在日ベトナム人と伴に祝うために予定よりも早く来日したと説明した。さらにはFECには両国の関係発展のために大変に尽力いただいていることはベトナム政府はじめ各界で知られている。FECの斉藤理事長、武藤高義日越文化経済委員長はじめ役員の皆様には心から御礼申し上げたいと述べた。
続いての懇談で大使の就任の抱負として「現在ベトナムから日本への官費、私費の留学生は少なく2,500人しかいない。この数を当面倍の5,000人にしたい」と決意の程を語った。ベトナムの各国への留学生の派遣状況について、「中国、欧州そして米国に日本よりも多くの留学生数となっているが、文化の違いもあってその一部は決して良い結果が出ていない。来日前にズン首相とも会い日本への留学生を増やすことについて協議し承認を得ている。大学や大学院への留学だけではなく、専門学校へもそして日本の学校にベトナムに大学・専門学校を開設して欲しいとも考えている」などと話し、ついては日本の官民の協力を得たいと希望しているが特にFECの全面的な協力をお願いしたいと述べた。
埴岡副理事長は、「現在日本でも教育問題が大きな課題となっている。学力の向上のみならず人間として社会人として正しく育成することが大きな柱となっているが、まさしく国づくりは人づくりである。大使の教育に対しての情熱は高く評価するし、ベトナム人の留学生を日本により多く派遣したいとの意はまことに素晴らしい考えである。両国関係の強化を考える上では実に良い政策と思う」と答えた。