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キエム ベトナム副首相・外務大臣らを招きベトナム・インフラ整備の協力のあり方について意見交換

ベトナム 日越文化経済委員会

2007年05月23日更新

FEC日越文化経済委員会 鉄道等インフラ整備の両国の強力の進め方について談論風発(第12回FECベトナム問題研究会)

(答礼あいさつのキエム・副首相兼外相。その左はカップ駐日大使)

(答礼あいさつのキエム・副首相兼外相。その左はカップ駐日大使)

とき

平成19年(2007)5月23日(水) 12時〜13時半

ところ

ANA・インターコンチネンタル東京ホテル 37階「シリウス」

概要

キエム・ベトナム副首相・外相と政府代表団を招きFEC日越経済懇談会。

内容

テーマ

ベトナム側から求められた同国の鉄道・道路等インフラ整備について、キエム副首相の外相としての初来日に際してFECとベトナム政府代表団が協力のあり方や進め方などに関しての意見を交換した

内 容

昨年6月のズン内閣スタートに際して外相兼務を要請された副首相在任が10年になるキエム副首相・党政治局員の5月22日の初来日時にFECはキエム副首相、夫人とカップ駐日大使、トゥアン官房副長官ら6人の各省次官はじめ26名の政府代表団を招き、外相歓迎昼食会を兼ねての日越経済懇談会を開催した。
FECは武藤高義FEC日越文化経済委員長、藤理事長、内藤明人副会長はじめ役員ら30名が出席。

この日越経済懇談会は、カルピス株式会社の協賛を得て開催。

概 要

埴岡FEC副理事長が、今や両国は水魚の交わりの関係にあると開会あいさつ。主催者を代表してFEC日越文化経済委員長の武藤高義カルピス(株)常任相談役は、キエム副首相は昨年のベトナムのWTO加盟には大いに手腕を発揮され6月の新政権発足時にはズン首相から外相兼務を要請され就任、今回の外相としての初来日に際して、FEC日越経済懇談会を催し貴国から当委員会に協力依頼があったベトナムインフラ整備の協力について大いに談論の場としたいと歓迎あいさつ。続いて斉藤邦彦FEC理事長の音頭で両国の関係強化と繁栄を祈って一同が日本酒で乾杯した。

キエム副首相は、「私はじめベトナム政府代表団を招待していただき謝意を表す。FECの目的である民間外交の推進を通じて各国との関係強化を目指すとした高い理念に深く敬意を表す。昨年10月のズン首相訪日に際して両国首相により両国が戦略的パートナーとすることを合意したが大変な政治的決断であり、このことは両国々民の強い願望でもある。両国々民性は共通性が多く、ベトナム国民は日本人を尊敬している。今回の訪日は昨年の両国首相間で合意されたことの具現化のため麻生外相との会談、第1回日越協力委員会への出席のためだ。特にインフラ整備の3大案件の推進で、これは両国友好のシンボルとしたい。2020年までに我が国を工業国に発展させる。FECはとても力がありベトナムとの関係強化に協力してもらえると期待している」とあいさつ。

引き続いて橋本昌史元(財)運輸政策研究機構理事長、千野前ADB総裁、児玉元通産事務次官が発言、ドゥック・ベトナム交通運輸次官がベトナム鉄道の現状を説明した。

閉会に際して内藤FEC副会長とキエム副首相が記念品を交換し、懇談会を終えた。

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