チュオン・タン・サン・ベトナム国家主席歓迎懇談会を開催
2014年04月10日更新
とき
平成26年(2014)3月18日(火)15時〜15時40分
ところ
迎賓館「羽衣の間」
内容
民間外交推進協会(FEC)の金川千尋会長は、3月18日(火)、国賓として来日中のベトナムのチュオン・タン・サン国家主席一行と滞在中の迎賓館にて懇談会を開催した。懇談会にはベトナム側13名、FEC役員ら9名が出席した。
開会に際して金川FEC会長より、「本日サン国家主席閣下の国会における素晴らしい演説を拝聴し、私たち日本人は深い感銘を受けた。本協会として、今後もベトナムと日本の関係強化に向けて民間外交を進めていくので、引き続きご指導を頂きたい。今年も貴国に訪問団を派遣する予定なので、国家主席閣下に再びお会い出来ることを楽しみにしている」と主催者挨拶を行った。サン国家主席からは「今回の来日にあたり、本日友人である皆様にお会い出来、大変心温まる歓迎の中、懇談の機会を持つことが出来て大変嬉しい。昨年日本とベトナムは外交関係樹立40周年を迎え、両国では様々なイベントが開催された。この日越友好年の機運を一層高めるためにFECの皆様も一所懸命働きかけてくれたことと思う。ベトナムにとって日本は大事なパートナーである。今回の訪問では、これまでの両国間の戦略的パートナーシップを振り返って評価し、今後の更なる関係強化についても意見交換を行う予定だ。FECの皆様にも引き続き、経済・投資面においてベトナムへの支援を頂きたい。ベトナムで進めている裾野産業育成のためにも、大手企業だけでなく、日本の中小企業の進出も大歓迎だ。金川会長が会長を務める信越化学工業もベトナムに進出されており、特に両国政府が合意したレアアース分野でも是非投資してほしい。最後に改めて本日このような機会を設けて頂き感謝申し上げる。ありがとうございました(日本語で)」と挨拶があり、ベトナム側の出席者の紹介が行われた。続いて、日本側出席者より自己紹介及び各社におけるベトナムでの取り組み等について発表を行ったところ、サン国家主席はメモを取られながら一人一人の発表に熱心に耳を傾けた。最後に金川FEC会長とサン国家主席は記念品の交換及び写真撮影を行い、サン国家主席は日本側出席者全員と握手をして会場を後にした。