第6回日越経済問題等協議会を開催
2012年12月12日更新
とき
平成24年(2012)11月27日(火)10時〜12時
ところ
帝国ホテル「桜の間」
内容
FECは11月27日、ベトナム計画投資省、在日ベトナム大使館との共催による第6回日越経済問題等協議会(略称:日越経協)を帝国ホテル東京で開催した。FECはベトナムと23年の交流実績を誇り、訪問団派遣や訪日要人とFEC役員との懇談会を数多く開催しており、極めて緊密な民間外交を推進している。咋年5月にはフック計画投資大臣を招き第4回日越経協、同年9月にはドン計画投資副大臣を招き第5回日越経協、本年6月にはサン共産党書記局常務(現国家主席)との歓迎朝食会を開催、関係を強化している。一昨年2月に発足した日越経協は、ビジネス交流上の障害、課題について相互理解を深めるための場で、今回はブイ・クアン・ヴィン・ベトナム計画投資大臣一行の来日に併せて、「2020年に向けたベトナム工業化政策と重点分野」と「日本の中小企業の投資誘致」をテーマに開催された。ベトナム側はフン駐日ベトナム大使、ホアン計画投資省外国投資庁長官、タン経済特区開発管理局長、ラン都市開発・インフラ整備管理局長ら13名が出席し、日本側は中垣喜彦FEC日越文化経済委員会委員長・電源開発(株)相談役、湯下博之FEC専務理事、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、田代圓東ソー(株)特別顧問らのFEC役員の他、各界各層から多数参加し、総勢 120名の協議会となった。
協議会では、松澤建FEC理事長、フン駐日ベトナム大使がそれぞれ主催者挨拶を行った後、ヴィン計画投資大臣とホアン外国投資庁長官が、ベトナムの工業化政策と課題、日本の中小企業誘致策などについて講演し、現地の経営経験が長い岡田満パナソニックベトナム社元社長より、中小裾野産業向け優遇策への要望が提案された。質疑応答では、企業法改正、裾野産業優遇措置、基礎科学教育、大学連携などについて、ヴィン大臣が率直な見解を述べた。