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カップ駐日ベトナム大使を招き第10回FEC札幌ワールドセミナー開催=FEC北海道本部

ベトナム 日越文化経済委員会

2007年07月12日更新

カップ大使の初めての札幌訪問。北海道知事、上田札幌市長と高向北洋銀行会長らを表敬し親しく懇談

第10回FEC札幌ワールドセミナーで講演するカップ駐日ベトナム大使=札幌商工会議所で

第10回FEC札幌ワールドセミナーで講演するカップ駐日ベトナム大使=札幌商工会議所で

とき

平成19年(2007)7月12日(木) 14時〜16時

ところ

札幌商工会議所大ホール

概要

FEC北海道本部が駐日ベトナム大使を招き第10回ワールドセミナー開催。

内容

「躍進するベトナムと両国関係」をテーマにカップ大使の講演と続いての質疑応答

概 要

民間外交推進協会北海道本部(本部長・高向巌(株)北洋銀行会長)は7月12日午後、カップ駐日大使を招き第10回FEC札幌ワールドセミナー(ベトナム)を北洋銀行、日本航空等の協賛で札幌商工会議所で開催。セミナーにはFEC法人会員、賛助会員らの企業関係者100名が出席した。

主催者を代表し高向FEC北海道本部長は、「7%の高い成長率を達成したベトナムとは北海道の家具メーカーのニトリ社が進出するなど日系企業投資が加速するなど両国の経済関係は躍進している」とあいさつ。併せてFECの役割などの概要を説明した。

講演でカップ大使は、「長い期間の戦争で経済は破壊されたが、20年を迎えたドイモイ政策で今日7〜8%の高い成長率達成し貧困率も58%から昨年の19%までに低下した]と述べ、「人口の80%が農村部に集まりコメの輸出は世界2位という農業国だが、一方国の発展のため2020年には工業国家になることを目標に工業化、近代化を進めている」、「労働力にも恵まれ人口8400万人の半分が25歳以下でよく働き勤勉と評価されている。本年1月にWTOのメンバーにもなり、今だ十分ではないがインフラ整備も進め各種認可申請も迅速化している」と道内の企業のベトナム進出を歓迎すると述べた。さらには来年3月にFECが企画の訪越経済ミッションに北海道からの企業経営者の参加を強く勧めた。

出席者は大使と法人税等の税制、人材育成事業などの質疑応答を行った。

閉会に際して湯下博之FEC日越委員長代行は、「ベトナムは文化を重視する国だ。大手企業ばかりではなく中小企業の進出をベトナムは歓迎している。日本にとっても大事な国」とあいさつ。大使の講演の通訳は北洋銀行社員が当たり大使が驚く場面があった。

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