市原路子 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構石油調査部主任研究員をお迎えし第29回FEC米国研究会を開催
2012年05月25日更新
復活する米国の石油・ガス開発
とき
平成24年(2012)5月25日(金)12時〜14時
ところ
ホテルオークラ東京「スターライト」
概要
平成24年5月25日(金)に市原路子 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構石油調査部主任研究員をお招きし第29回FEC米国研究会を開催
内容
FECは5月25日、市原路子(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構石油調査部主任研究員を招き、「米国シェールガス革命の衝撃」をテーマに第29回米国研究会をホテルオークラ東京で開催した。採掘技術向上により米国のシェール(頁岩)ガス、シェールオイル開発が活発化している。米国の天然ガス価格は大幅に下落し、エネルギーの対外依存度の低下や製造業のコスト競争力の向上が期待されるほか、国際石油需給面にも重要な影響を与えよう。開会に際して渡邊五郎FEC日米文化経済委員会副委員長・森ビル(株)特別顧問が、「米国の代替エネルギー利用では、風力、エタノールなどが推進されているが其々脆弱性があり、新技術で開発促進されたシェールガスが注目されている。米国石油産業研究の第1人者の市原講師による時宜をえた講演に期待したい」と主催者挨拶。市原講師はシェール開発の現況、LNG(液化天然ガス)輸出計画、米国経済・国際市場への影響などについて講演。北米主要鉱区、対日LNG輸出、水圧破砕技術、海外開発状況などの質疑・意見交換が活発に行われた。懇談会には、齋藤宏(株)みずほフィナンシャルグループ名誉顧問、田代圓東ソー(株)相談役、内田勲横河電機(株)最高顧問、草間高志みずほ証券(株)常任顧問らのFEC役員、会員が出席した。