日米文化経済委員会主催で4月〜7月上旬に第10〜14回FEC米国問題研究会が開催された
2008年06月26日更新
藤崎一郎新駐米国大使はじめ各界の識者をゲストとして招き、米国情勢や日米間の課題などをテーマに催された
とき
2008年06月26日(木)
概要
日米文化経済委員会主催で4月〜7月上旬に第10〜14回米国問題研究会が開催された
内容
藤崎一郎新駐米国大使(右)と立ってあいさつのFEC理事長の斎藤邦彦元駐米国大使
●第11回FEC米国問題研究会
5月15日(木)12時〜14時
ホテルオークラ東京
藤崎一郎新駐米国大使
開会に際してFEC理事長の斎藤邦彦元駐米国大使が藤崎大使の就任に祝意を込めてあいさつし藤崎大使を紹介した。藤崎大使は、新大使としての役目に臨む抱負を語った後に参会のFEC役員の経済人と昼食をともに率直な意見交換など和やかなムードで懇談を行なった。
内藤明人リンナイ会長、田中宏クレハ会長、新町敏行日本航空前会長、法亢堯次フジテレビジョン顧問等
●第10回FEC米国問題研究会
4月24日(木) 12時〜14時
ホテルオークラ東京・本館
野口旭専修大学経済学部教授
「米国金融危機の現状と今後の日本経済は?」
米国経済のマクロ的状況と金融政策を成長率、インフレ率、短期市場金利の推移の図表にもとづいて講師が説明。当面は厳しい経済情勢が続く。デカップリングはあり得ないし、日本経済の今後の見通しはもっと厳しいのではと語った。
●第12回FEC米国問題研究会
6月12日(木) 12時〜14時
ホテルオークラ東京・本館
岡山裕慶應義塾大学法学部准教授
「米国大統領選挙の行方と政治的展望」
講師は、今回の大統領選は有史以来初めての歴史的画期をなす選挙になる可能性が高いと述べ、マケインとオバマ両氏の人柄、政治経歴などと今後の本選挙の展開、日米関係も含めた選挙後の情勢を説明した。
●第13回FEC米国問題研究会
6月17日(火) 12時〜14時
ホテルオークラ東京・本館
田岡俊次軍事評論家・元朝日新聞編集委員
「日米安保=自衛隊と在日米軍の軍事力の比較等」
インド洋の海上自衛艦の捕鯨活動に対しての世界の理解度、アフガン情勢と日本の役割、思いやり予算など駐留軍経費の日本負担と日米地位協定、その負担分の内容、自衛隊と在日米軍との比較などを説明。
●第14回FEC米国問題研究会
6月27日(金) 12時〜14時
ANAインターコンチネンタル東京ホテル
浅尾慶一郎参議院議員(民主党)
「日本の安全保障政策」
核保有国となった北朝鮮の脅威に対しての日本の防衛はいかにあるべきかの質問が出席者から出されるなど率直な質問があり、民主党の安全保障政策と自身の考え方を積極的に語った。
鷲尾悦也、笹森清両元連合会長、埴岡FEC理事長、田丸周FEC常任参与、ミニエ・ドレスナー証券会社駐日代表はじめFEC法人会員の企業幹部