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池井優慶應義塾大学名誉教授をお迎えし第31回米国研究会を開催

アメリカ合衆国 日米文化経済委員会

2014年02月25日更新

池井優慶應義塾大学名誉教授

池井優慶應義塾大学名誉教授

とき

平成25年(2013)12月9日(月)14時〜16時

ところ

発明会館「会議室」

内容

 FECは12月9日、池井優慶應義塾大学名誉教授を招き、「MLBに見る米国式ビジネス」をテーマに第31回米国研究会を発明会館で開催した。近年、日本のプロ野球選手が大リーグに挑戦する機会が増え、高額の移籍金、年棒が話題になることが多い。日本のプロ野球球団の殆どが単体では赤字で親会社からの補てんで成り立っているのに比べ、MLB球団があれだけの高額年棒を払ってもビジネスとしてペイする仕組みなど、経営の観点からMLBについて考える機会として当講演を開催した。冒頭、渡邊五郎日米文化経済委員会副院長より、「池井先生は日本を代表するメジャーリーグ通として知られているが、日本外交史が専門であり在香港総領事館に特別研究員として勤務されたご経験もある。本日は、メジャーリーグの経営を通じて米国を理解するための興味深いお話しを伺える機会になると思う」と挨拶。池井名誉教授は、コロンビア大学への留学時、客員准教授としての赴任時にMLBに親しみ、アメリカ野球研究学会の会員になったことにより経営学の視点からMLBについて研究することになった経緯の説明があった。本研究会では、球団ごとのビジネス、リーグ全体として展開する事業を説明したうえで、黒字球団と赤字球団の経営戦略の相違、高騰する年棒問題、日本プロ野球への教訓と提言について講演。

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