藤崎一郎前駐米大使をお迎えし第30回FEC米国研究会を開催
2013年02月27日更新
強い親近感が日米関係の基盤
とき
平成25年(2013)2月20日(水)12時〜14時
ところ
椿山荘「カトレア」
内容
FECは2月20日、藤崎一郎前駐米大使を招き、「これからのオバマ外交と日本」をテーマに第30回米国研究会をホテル椿山荘で開催した。「財政の崖(実質増税と歳出削減)」問題に直面する2期目のオバマ政権の最優先課題は財政再建だ。内政重視の政策運営が予想される中、普天間基地移設問題やTPP(環太平洋経済連携協定)参加問題を抱える日本はオバマ政権とどう向き合うべきか。
開会に際して渡邊五郎FEC日米文化経済委員会副委員長・森ビル(株)特別顧問が、「藤崎大使は外務省の中枢を歩まれた著名な外交官で、日米関係の奥行きをきちんと語れる第1人者。安倍首相訪米前のタイミングに、豊富な滞米経験をお持ちの大使から直接お話を伺えるのは光栄であり感謝申し上げる」と主催者挨拶。藤崎講師はオバマ大統領再選の背景、米国の外交政策、日米関係、日本の課題について講演。米国の行動基準、米国の対日観、米中関係、TPPなどの質疑・意見交換が活発に行われた。懇談会には、田代圓東ソー(株)相談役、田中宏(株)クレハ相談役、中嶋洋平日油(株)相談役、成川哲夫新日鉄興和不動産(株)代表取締役社長、宮脇宗嗣(株)全創代表取締役社長、草間高志みずほ証券(株)常任顧問らのFEC役員、会員が出席した。