小林和男ジャーナリストをお迎えし第105回FECロシア問題研究会を開催=FEC日露文化経済委員会
2011年10月19日更新
大統領に復帰するプーチンと信頼関係を作れるか
とき
平成23年(2011)10月19日(水)13時30分〜15時30分
ところ
財団法人国際文化会館「講堂」
概要
平成23年10月19日にジャーナリストの小林和男氏をお招きし第105回FECロシア問題研究会を開催
内容
FEC日露文化経済委員会は10月19日、元NHKモスクワ支局長でジャーナリストの小林和男氏を招き、「領土問題でロシア政治に利用される日本」をテーマに第105回ロシア問題研究会を六本木の国際文化会館で開催した。来年3月のロシア大統領選では、メドベージェフ大統領に支持されたプーチン首相の復帰が確実視されている。開会に際して松澤建FEC理事長が、「小林講師はジャーナリストとしてロシアに11年駐在された。豊富な実体験と立派な見識に基づくロシア観は定評があり現在も活躍中。ロシアは大切な隣国であり正しく知ることが重要だ。本日の講演と活発な意見交換により、両国の発展に資する有意義な研究会となることを期待したい」と主催者挨拶。研究会には、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、田代圓東ソー(株)相談役、田中宏 (株)クレハ相談役、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問ら多数のFEC役員、会員が出席した。小林講師は、ロシア人の領土観、対日関係悪化の背景、プーチンの人物像、などを中心に講演を行い、講演後、ロシア経済の行方、メディア報道、領土問題の展望などの質疑が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)