第11回FEC日露経済問題等協議会(略称:日露経協)を開催=FEC日露文化経済委員会
2010年10月06日更新
両国間の政治情勢等について互いに率直な意見を述べあった。
とき
平成22年(2010)10月6日(水)15時〜17時
ところ
在日ロシア連邦大使館
概要
平成22年10月6日(水)に第11回FEC日露経済問題等協議会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)日露文化経済委員会(委員長・内藤明人リンナイ(株)取締役会長)は10月6日、在日ロシア大使館との共催による第11回日露経済問題等協議会を在日ロシア大使館で開催した。大使館からはオヴェチコ駐日公使が出席し、FECからは埴岡清至理事長、FEC日露文化経済委員会委員長の内藤明人リンナイ(株)取締役会長、同副委員長の原良也(株)大和証券グループ本社最高顧問、FEC副会長の瀨在幸安元日本大学総長、同岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、理事の成川哲夫興和不動産(株)代表取締役社長、同米澤泰治米澤化学(株)取締役社長、児玉幸治財団法人機械システム振興協会会長、森敏光(株)みずほコーポレート銀行顧問・元駐カザフスタン大使ら、FEC役員・会員が多数出席した。FECはロシアと20年の交流実績を誇っているが、両国間の交流促進の方策を協議する場として、2006年12月に在日ロシア大使館と本協議会を設置し、過去10回開催された。日露ビジネス上の障害、課題について、本音の意見交換により、改善要望や問題解決策が毎回率直に述べられ、双方の出席者から好評を得ている。今回も、今年1月に開催された前回の協議内容を踏まえ、オフレコを交えた活発な議論が交された。
開会に際してFEC日露文化経済委員会副委員長の原良也(株)大和証券グループ本社最高顧問が、「鳩山前総理はロシアに力を入れており、日露関係が活発に進むと期待していたので辞任は残念。菅総理も10月1日の所信表明で日露関係に触れ、ロシアを重要なパートナーとして位置付けている。今年に入って両国の経済交流は、東北の地方自治体の経済交流協定締結やロシアからの訪日ミッション受け入れ等活発化している。両国関係の更なる深化のため、本協議会のような民間レベルの会合を今後も継続して開催していくことを望んでいる。本日も前回と同様に率直な意見交換を行っていきたい。」と主催者挨拶の後、織田幾太郎FEC参与の司会進行で懇談に入った。