ベールィ駐日ロシア大使主催の夕食懇談会に内藤明人FEC日露文化経済委員長ら委員の経済人らが招かれた。
2008年12月03日更新
日露文化経済委員会=ラブロフ外相を招いての FEC日露フォーラムの開催に大使が内藤委員長に対し謝意を述べる
とき
平成20年(2008)12月3日(水) 18時30分〜21時
ところ
駐日ロシア連邦大使公邸
概要
ベールィ駐日ロシア大使主催の夕食懇談会にFEC役員が招かれた。
内容
ベールィ駐日ロシア連邦特命全権大使は12月3日、民間外交推進協会(FEC)役員の代表者らを招き夕食懇談会を開催した。夕食会は11月に来日したラブロフ・ロシア連邦外務大臣を招いて日露フォーラムをFECが開催したことの感謝の意を表すための催しであった。
食前に駐日ロシア大使公邸のラウンジにてベールィ駐日ロシア大使を囲んでFEC役員が座り、エネルギー、環境問題についてFEC役員との間で意見交換が行われた。ロシア大使館からは、オヴェチコ公使とサプリン大使館員(通訳担当官)が同席した。
続いて、ダイニングルームに移りベールィ駐日ロシア大使より「ロシア人と日本人は共通点が多い、その一つは夕食会では必ず乾杯の音頭をとること。また、駐日大使として着任し二年が経つが、その間毎月一回はFECの代表者とお会いできとてもうれしく思う。毎回FECの皆様とお会いするとロシアの発展と露日交流を深めることに情熱を持っておられるとのことを感じてきた。FECの皆様が日露関係発展のため尽力されたことに改めて感謝申し上げる。ロシアからの要人の来日に際しては毎回歓迎行事を開催していただき感謝している。特に先月のラブロフ外務大臣の来日に際して開催いただいた日露フォーラムは大変に成功であったし外相自身がよろこんでいた。また、FECがロシアに調査団を派遣されてきた際に大使館としても協力を行って来たが、これからさらに今後の訪ロに際して協力を行う用意がある」と挨拶。今後のさらなる日露関係の発展を祈念しウオッカで乾杯を行った。続いて、FECを代表し内藤明人日露文化経済委員長(リンナイ株式会社取締役会長)より「本日の夕食懇談会へのお招きの御礼、先日のラブロフ外務大臣を招いての日露フォーラムが大変に盛会裡に開催出来たことの喜びと、来年の桜の咲く頃に来日を予定されているプーチン首相の訪日に際しては、FECは日露フォーラムに招きたいので、大使の格別の支援をお願いしたい」と答礼挨拶し、両国関係強化などを願い乾杯を行った。その後、ロシア料理を共に出席のFEC全役員より米国大統領選挙結果を受けての今後の世界情勢や、米国発のサブプライム問題に端を発する金融経済不況等にいて率直な意見がベールィ大使との間で活発に交わされた。ベールィ大使は、本日の意見交換を受けて、プーチン首相に出来るかぎり早く訪日いただくよう提案すると語り閉会した。
FECからは、埴岡和正理事長、内藤明人日露文化経済委員長(リンナイ株式会社会長)、原良也日露文化経済委員会副委員長(株式会社大和証券グループ本社最高顧問)、田中宏副会長(株式会社クレハ会長)、松尾邦彦日露文化経済委員会委員(国際石油開発帝石株式会社会長)、河野通剛トッパン・フォームズ株式会社副社長、前田貴俊企画事業部次長が出席した。