English

中澤元時事通信外信部長を迎え第92回FECロシア問題研究会・昼食会の開催

ロシア 日露文化経済委員会

2008年03月11日更新

FEC日露文化経済委員会=ロシア問題専門家を講師にロシア問題研究会を催しロシア社会の明暗の厳しい現状について理解を深める

中澤孝之氏を講師に第92回FECロシア問題研究会=ホテルオークラ

中澤孝之氏を講師に第92回FECロシア問題研究会=ホテルオークラ

とき

平成20年(2008)3月11日(火)  11時45分〜13時45分

ところ

ホテルオークラ東京・本館

概要

中澤元時事通信外信部長を迎え第92回FECロシア問題研究会の開催。

内容

テーマ

(1)資源高騰でロシア経済が回復し、プーチン政権が企業の準国営化などの国家機能の強化を着々と進めている中で、経済は繁栄する一方で汚職や腐敗が蔓延している社会の厳しい現実を。(2)大統領選挙で70%の得票率でメドベージェフ新大統領が誕生。今後プーチン首相との双頭政治でロシア政治はどうなるのか。

内 容

中澤両講師は長年にわたりソ連、ロシアの両時代にジャーナリストとして関わりロシアの政治、経済、社会を直視しロシア国民とふれ合ってきたロシア問題の専門家でもあって、中澤講師は経済繁栄下で大きな格差、汚職問題などを抱えたロシア社会の厳しさ、そしてロシア国民が考えていることなどロシア社会の現実を、さらには、12月の下院選挙そしてこのたびの大統領選挙を通じてロシア政治はどのように今後変貌していくのかに関して現在のロシア情勢を踏えて、それぞれを詳しく説明した後、出席のFEC役員、会員と活発に意見を交換した。

研究会は、埴岡副理事長の主催者あいさつと講師紹介、司会によって進行された。

概 要

中澤講師は時事通信社のモスクワ特派員としてロシアと関わり今日もロシア問題にジャーナリストとして取り組んで、その専門家が見たロシア政治を特に大統領選後のロシア政治情勢の行方として、双頭政治、メドベージェフの人物像、プーチン政権の内政外交の遺産、新大統領のハンディキャップなどを極めて丁寧、丁重に説明した。
その後、元駐カザフスタン大使の森敏光FEC日露委員はじめ森五郎森ビル(株)特別顧問ら出席の企業会員の役員らが熱心に質疑応答を行った。

< 一覧へ戻る