ロシア連邦下院議員団一行を招き第66回FECロシア問題研究会・朝食会開催
2007年01月31日更新
内藤明人日露委員長、都甲同委員長代行らが大いに談論風発
とき
平成19年(2007)1月31日(水) 9時〜10時15分
ところ
ホテルニューオータニ東京・タワー5階
概要
ロシア青年議連会長らを招き第66回ロシア問題研究会。
内容
ロシアの若手国会議員のネフョードフ下院議員ら議員団を招きFEC日露文化経済委員会役員が今後の両国間の幅広い協力のあり方についての意見交換
ロシア青年議員連盟会長のネフョードフ下院議員(国家院)を団長とする30〜40歳の下院議員等一行とガルージン駐日ロシア臨時代理大使らを招き内藤明人FEC日露文化経済委員長(リンナイ会長)、都甲岳洋同委員長代行(元駐ロシア大使)、ミニエFEC日欧副委員長(ドレスナー・クラインオート証券会社駐日代表)と埴岡副理事長らが朝食を挟んで両国の経済関係の発展を通じての友好関係の増進に向けての率直な意見交換を活発に行ない、次回は5月にモスクワで開会することを確認した。
開会に際し埴岡副理事長が本席はFEC側はシニアーでロシア側は青年で、シニアーは知恵を有し青年には情熱と行動力を有しているが、この2つの融合が大切だ。両国も同様であり二国の一体が大きな力を発揮し国際社会に貢献できる。このような思いで当委員会は15年前に発足し今日至っていると述べた。続いて内藤委員長が、両国関係は経済分野を中心に発展しつつある。私が会長のリンナイもロシア・ガスプロムからぜひ工場をとの要請もあるのでドイツ企業との連携によるロシア進出を予定していると歓迎あいさつ。引き続いてネフョードフ団長が一行を順次紹介した後、「我々青年議連は発足してまだ1年半だがすでに日本の議連との会合は3回目を迎える本日午後に3回目を開催する。両国関係は極めて重要で埴岡副理事長の発言のとおりだ」と述べ、我々議員はトヨタはじめ日本の企業のロシアにおける計画が順調に進んでいるが、その上でロシア側に問題はないか特に行政側の対応について問題があればそのことをロシア政府に指摘するのが役割であるので、FECからも率直に言って欲しいと話した。さらには5月中旬に訪ロの第4次FECロシア経済事情調査団とはモスクワで再会しもっと多くの議員の出席の下に第2回の会合を催したいと語った。
閉会に際し都甲委員長代行がサハリン2問題を挙げ東シベリア開発を通じて両国の戦略的な協力関係が重要な時期を迎えているとあいさつした。