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第63回FECロシア問題研究会

ロシア 日露文化経済委員会

2006年12月05日更新

オルロワ・ロシア連邦院(上院)副議長一行を招いての日露経済問題等懇談会を開催

オルロワ・ロシア連邦院副議長ら議員団と都甲FEC日露文化経済委員長代行ら役員との懇談会(ホテルオークラ東京)

オルロワ・ロシア連邦院副議長ら議員団と都甲FEC日露文化経済委員長代行ら役員との懇談会(ホテルオークラ東京)

とき

平成18年(2006)12月5日(火)12時から14時

ところ

ホテルオークラ東京本館のオーキッドレストランにて

概要

ロシア連邦院副議長一行を招いての日露経済問題等懇談会。

内容

テーマ

FEC日露文化経済委員会とロシア連邦院とのこれまでの交流を今後より一層深め両国の関係を強化するため

内 容

埴岡FEC副理事長が、両国とも民主主義の国であるデモクラシーの良い点は率直に何でも発言できることであり本日は両国関係の強化に向けて本音の話し合いを、と開会あいさつ。続いてFEC側の役員を順次紹介した後、都甲岳洋FEC日露文化経済委員長代行が、両国関係はかつてない拡大の時期にあり、その中でオルロワ副議長はじめ皆様が来日されたことを心から歓迎すると主催者あいさつ。続いて昼食をともに懇談した。両者で18名が出席した。

概 要

オルロワ副議長は、都甲元大使の話のとおり両国は良い関係で将来性もある。

FECと連邦院(上院)とはこれまで以上に交流を促進したい。全国組織のFECと地方を代表する国会議員で構成する連邦院とは共通性がある。サンクト大学で来年開催する経済フォーラムではエネルギーをテーマとする。このフォーラムには日本はじめBRICSの代表者を招きたいのでFECからもぜひ出席して欲しい、と答礼あいさつ。

懇談の中で埴岡副理事長がエネルギー国際フォーラムはぜひFECと連邦院の共催で東京でも開催したいがとの提案に対し、副議長ら議員団一同は早速に賛成し両者の合意を受けて一同がワインで乾杯した。

さらには出席の議員からも最近のロシアは大変な日本ブームであり文化、芸術、武道など日本熱が高まっている。モスクワにホテル、事務所、展示場を有する日本センターを建設したいなどの多くの意見がでた。

プーチン大統領のことが話題になり、ロシア国民に大変人気が高いのであれば3選は?とのFEC側の質問に、副議長はロシア憲法は3選を禁止しており、また大統領も求めていない。民主主義で憲法は基本法であり改正すればよいというような考え方は大統領にはないと大統領の3選を全面的に否定した。

(注)詳報は、月刊FECニュース12月号を参照のこと

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