バトトルガ・モンゴル道路・運輸・建設・都市計画大臣をお迎えし朝食懇談会を開催=日モ文化経済委員会
2011年07月19日更新
文化・人的交流は民間外交の重要な柱
とき
平成23年(2011)7月19日(月)7時30分〜8時50分
ところ
ホテルニューオータニ「Lapis」
概要
7月19日(月)にバトトルガ・モンゴル道路・運輸・建設・都市計画大臣をお迎えし朝食懇談会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は7月19日、ハルトマー・バトトルガ道路・運輸・建設・都市計画大臣を招きホテルニューオータニで歓迎朝食会を開催した。FECはこれまでにも調査団の派遣や、エルベグドルジ大統領の歓迎会の開催などモンゴルと活発な交流を行っている。朝食会にはモンゴル側はバトトルガ大臣、ジグジッド駐日モンゴル大使、ブーヴェイ道路・運輸・建設・都市計画省対外協力課長、バーサンドルジ「モンゴル鉄道」国営会社CEO、ナワーンツェンデン新空港建設プロジェクトリーダーら8名、FEC側は伊藤直彦(社)日本物流団体連合会会長、坂井音重白翔會主宰能楽師、都築仁子都築学園グループ総長、渡邊頼純慶應義塾大学教授、豊島幸雄(株)日立製作所国際事業戦略本部本部長、ペマ・ギャルポ桐蔭横浜大学大学院教授ら9名が出席した。
開会に際して松澤建FEC理事長より、「本協会は一昨年前に日本モンゴル文化経済委員会を発足させ、両国の経済、文化、教育交流を民間レベルで促進するための各種事業を実施している。本席もその一環であり、両国の発展のための率直な意見交換の場となればと期待している」と主催者挨拶。バトトルガ大臣は答礼挨拶で、「今回はインフラ分野において両国間関係を新たな段階に進めることを目的として来日した。今日にいたるまでモンゴルのインフラ分野は発展が遅れていたが、鉱物資源を開発し活用するに伴いインフラ分野も活発に発展させる必要が出てきている。鉱物資源開発の主な市場と考える東アジアに向けて、インフラ開発を進めることで東アジア経済への仲間入りを果たすことを目指している。二か国の政府間関係ももちろんだが、両国の民間同士の関係や、人と人との関係も非常に重要だと考える。人と人との関係がより一層強化されれば政府間の関係が一段と力強くなるだろう。このことからも今回の朝食会は非常に意義のあるものになると感じている。一年程前にモンゴル大統領が来日した際、二か国関係を一段階レベルアップさせ、戦略的パートナーシップまで発展させることで合意している。今回の訪日もこの方針に貢献できるものにしたい」と述べた。朝食会では、FEC側出席者とバトトルガ大臣の間でモンゴルの鉄道建設計画や日本企業の参入、モンゴルの人材育成等についての率直な意見交換が行われた。