サイハンビレグ・モンゴル国首相への表敬訪問
2015年02月16日更新
とき
平成27年(2015)2月11日(水)9時〜9時30分
ところ
ホテルオークラ「クリフォード」
内容
民間外交推進協会(FEC)の松澤建理事長は、2月11日(水)、ホテルオークラにて来日中のチメド・サイハンビレグ・モンゴル国首相を表敬訪問した。面会には、モンゴル側からサイハンビレグ首相他、フレルバータル駐日モンゴル大使やガントゥムル教育・文化・科学大臣等10名、日本側からは清水武則在モンゴル日本国特命全権大使や伊藤直彦副会長兼日本モンゴル文化経済委員会委員長(日本貨物鉄道株式会社相談役)等10名が出席した。
はじめに、松澤理事長より「サイハンビレグ首相の訪日を歓迎する。昨日JETROで開催された日本・モンゴル・ビジネスミーティングで、首相の講演を拝聴し、真摯な姿に感銘を受けた。FECではモンゴルに訪問団を派遣したり、2年前にはバーバル・バトバヤル氏(元大蔵大臣)が会長を務める北東アジア協会と覚書を締結し、協力関係を深めるなど、日頃からフレルバータル駐日大使のご協力の下、モンゴルとの関係強化に努めている。本日同席されているが、前駐日大使を務められたジグジッド鉱業大臣にも大変お世話になり感謝申し上げる。」と挨拶を行い、日本側出席者を紹介した。サイハンビレグ首相からは「今回日本を訪問し、多くの方に温かく歓迎して頂き、嬉しく思う。フレルバータル大使をはじめとし、本日同席している閣僚らは日本との関係が深い。ガントゥムル教育・文化・科学大臣は日本の大学を卒業し、5,000人のモンゴル人を日本に派遣、ガンホヤグ議員はモンゴル-日本友好議員連盟会長、ソミヤーバザル議員は元横綱・朝青龍の兄、ジグジッド鉱業大臣は前駐日大使、とここまでは私を除くと皆日本語の通訳を介さなくても問題ない。昨日、モンゴルにとって最初のEPAが締結された。過去3年間の地道な交渉が実りあるものとなり、これで両国の経済交流を促進出来る環境が整った。山崎参議院議長ともお会いしたが、定年退職をした日本人をモンゴルに派遣することを提案した。是非この点でFECの皆様の協力を頂けると嬉しい。伊藤委員長へは大統領より「鉄道計画についても是非宜しくお願いしたい」というメッセージを預かっている。我々はモンゴルにおいて「決定する内閣」と呼ばれており、タバントルゴイ炭鉱やオユトルゴイ鉱山の開発も前進させていく。中小企業の育成も出来ればいいと考えており、日本の皆様からの支援を待っている。」と発言があった。最後に全員で記念写真、名刺交換を行った。