駒野欽一駐イラン大使をお迎えし第52回FEC中東問題研究会を開催=FEC日・中東文化経済委員会
2011年07月20日更新
核問題、対米関係の行方が注目されるイラン情勢
とき
平成23年(2011)7月20日(水)12時〜13時30分
ところ
ホテルオークラ東京「スターライト」
概要
平成23年7月20日(水)に駒野欽一駐イラン大使をお迎えしての第52回FEC中東問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は7月20日、一時帰国中の駒野欽一駐イラン大使をホテルオークラ東京に招き、FEC役員等との昼食懇談会を開催した。イランは日本の石油の安定供給源として重要な国であるが、核問題に関連した経済制裁により、経済交流は厳しい状況にある。FECはイラン国会要人との懇談会やアラグチ駐日大使との定期的意見交換などイランと良好な関係を続けており、本年6月にはアラグチ大使の要請を受けて松澤建FEC理事長がテヘランを訪問、イラン政府主催の国際テロ対策会議へ出席し、サーレヒ外相や外務省高官とも個別に会談した。開会に際して松澤建FEC理事長が、「駒野大使は71年以来3回目のイラン赴任。日本にとって大切な国であるが厳しい環境の中、最適任の大使。イラン、中東情勢について率直な見解を伺いたい」と挨拶。駒野大使は、イランの政体、政治情勢についての所感を述べた後、中華料理をともに出席者と経済制裁、民間交流の進め方についての質疑応答が活発に行われた。昼食懇談会には、片倉邦雄日・中東文化経済委員会顧問・元駐エジプト大使、藤田弘道凸版印刷(株)相談役、田代圓東ソー(株)相談役、相亰重信SMBC日興證券(株)代表取締役会長、米澤泰治米澤化学(株)代表取締役社長、吉田亙丸紅(株)顧問、雑賀大介三井物産(株)代表取締役常務執行役員、髙橋通富士フイルム(株)常務取締役等が出席した。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)