アラグチ駐日イラン・イスラム共和国特命全権大使主催の晩餐会にFEC役員が招かれ大使を囲み親しく懇談
2008年11月26日更新
日中東文化経済委員会=第41回FEC中東問題研究会
とき
平成20年(2008)11月26日(水) 19時〜21時30分
ところ
駐日イラン・イスラム共和国大使公邸
概要
アラグチ駐日イラン・イスラム共和国特命全権大使主催晩餐会
内容
セイエッド・アッバス・アラグチ駐日イラン・イスラム共和国特命全権大使は、FECの招きによる9月17日にANAインターコンチネンタルホテル東京37階「リブラ」で開催の第40回FEC中東問題研究会=イランセミナーで講演した際、埴岡FEC理事長より次回は大使公邸にて引き続いての議論の場として大使主催の夕食懇談会などの開催はとの提案を受けて、大使は11月26日夜、大使公邸にFEC役員を招き晩餐会を開催した。
前室(ラウンジ)にてアラグチ駐日イラン大使を囲み出席のFEC役員が着席。アラグチ大使は、「以前FEC会員の皆様の前で講演した際はラマダン月であったので、ご一緒に食事が出来なかったので、本日は夕食をご一緒にさせていただきたい。以前のFEC研究会では大変に実り多い意見交換が出来た。残念ながら私共の友人の埴岡FEC理事長は体調を崩され急遽欠席された。一日も早いご快復を祈る」と挨拶。続いて同席のジャーファリ政治担当参事官とサッファール経済担当参事官を紹介した。
片倉邦雄FEC日・中東文化経済委員長代行(元駐イラク大使)がFECを代表し、前回のFEC研究会では大使より基本的なイラン情勢などについて講演いただき私どもはイランについて理解を深めたが、先日の米国大統領選挙の結果を踏まえ、ざっくばらんな意見交換により米国とイランの関係改善にむけて何らかのお役にたてればと答礼挨拶。続いて、同代行が出席のFEC役員を順次紹介し、各自がそれぞれ自己紹介を行った。
その後、夕食懇談の場(ダイニングルーム)に移り、改めてアラグチ大使は、本日は民間外交の役員をお招きしたので、私は政府の代表ですが、本日は外交官としてでは無く、一人の国民として一緒に民間外交を進める場としたいと述べ、続いて、ペルシャ料理をともに野村吉三郎全日本空輸最高顧問、岡崎真雄ニッセイ同和損害保険名誉会長、渡邊五郎森ビル特別顧問、FEC理事の木島輝夫元駐バーレーン大使、米澤泰治米澤化学社長らのFEC役員と率直な意見交換を行った。大使からは米大統領選挙後の対米観、イランと米国の今後の関係などについても意見を述べた。さらには来年の日本とイランの国交80周年を迎えるに際しての考え方も語った。