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セラゲルディン・エジプト国立図書館長と駐日大使を招き日アラブ対話フォーラムの打合せ

エジプト 日中東文化経済委員会

2007年01月20日更新

第21回FEC中東問題研究会、FEC日中東文化経済委員会

セラゲルディン館長(右の中央)、その右はバドル大使=東京全日空ホテル3階「雲海」

セラゲルディン館長(右の中央)、その右はバドル大使=東京全日空ホテル3階「雲海」

とき

平成19年(2007)1月20日(土)13:00~15:00

ところ

東京全日空ホテル3階「雲海」

概要

日本とアラブ諸国との民間レベルの交流をさらに強化拡大をテーマに第21回中東問題研究会。

内容

テーマ

日本とアラブ諸国との民間レベルの交流をさらに強化拡大するため

内 容

小泉前首相の提唱で設置の日本・アラブ対話フォーラムのエジプト側座長のイスマイル・セラゲルディン国立アレクサンドリア図書館長が本年10月の第5回同フォーラムをエジプトで開催に際してその準備のため来日した。同議長は日本とアラブ諸国との民間レベルの交流強化拡大のため、同フォーラムの開催時にセカンド・トラックとしての日・アラブ民間交流会議を開催したいとのことで1月20日(土)昼、バドル駐日エジプト大使らと共にFECの埴岡副理事長と木島輝夫理事と会談した。

概 要

会談では同議長は、「アラブ地域では欧州のことは何でもメディアで取り上げられるが、日本のことはほとんど話題にならないので残念だ。経済大国世界第二の日本が安保理常任理事国にもなれず、世界政治の舞台でさしたる発言力を認められていない現実は適正ではない」と述べ、「アラブ世界にはこれまでの日本との友好関係の実績があり、日本の役割拡大に向けて行動すべきで、欠落している文化面での交流に力を入れるべきだ」と語った。

「日・アラブ会議は日本及びアラブ各国から合計200名程度の民間人の参加を得て、同フォーラムの会合の前又は後に開催したい、本会は経済、政治、文化、芸術・科学技術の4本柱で構成する。ついては、FECから50人の代表団を派遣して欲しい」と埴岡副理事長に要請した。埴岡副理事長は、「極めて有意義な会議であるので、FECとしても協力したい」と答えた。

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