福田安志JETROアジア経済研究所地域研究センター研究員をお迎えし第51回FEC中東問題研究会を開催=FEC日・中東文化経済委員会
2011年06月29日更新
中東域内関係の再編につながるか
とき
平成23年(2011)6月29日(水)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年6月29日(水)に福田安志JETROアジア経済研究所地域研究センター研究員をお招きし第51回FEC中東問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は6月29日、福田安志JETROアジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ研究員を招き、「混沌する中東湾岸諸国の行方を探る」をテーマに第51回中東問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開会に際して、片倉邦雄FEC日・中東文化経済委員会顧問・元駐エジプト大使が、「湾岸諸国は日本にとって石油・天然ガスの最重要供給国。その動向は日本のエネルギー政策に大きな影響を与える。民主化ドミノが波及するのか、西洋型の民主主義に向かうのか。現地駐在経験も長く分析力に定評ある福田講師の講演に期待したい」と主催者挨拶。懇談会には、田中宏 (株)クレハ相談役、内田勲横河電機(株)最高顧問、武田邦靖AOCホールディングス(株)取締役会長、市田行則日本原子力発電(株)相談役、藤村達夫JTC(株) 代表取締役会長、内山英世有限責任あずさ監査法人理事長ら、多数のFEC役員、会員が出席した。福田講師は詳細なレジュメにより、昨年末以降の動きと現状について、反政府行動の背景、国別情勢、石油価格への影響などを中心に講演を行った。講演後、中華料理をともにしてエジプト新政権、イスラエルの立場、サウジ情勢などを巡り、出席者との質疑・意見交換が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)