山内昌之東京大学大学院教授をお迎えし第49回FEC中東問題研究会を開催=FEC日・中東文化経済委員会

とき

平成23年(2011)3月8日(火)12時〜14時

ところ

ホテルオークラ東京「スターライト」

概要

平成23年3月8日(火)に山内昌之東京大学大学院教授を招き第49回FEC中東問題研究会を開催

内容

　民間外交推進協会（FEC）は３月８日、山内昌之東京大学大学院教授を招き、「最新の中東情勢、エジプトとリビアとバーレーンの違い」をテーマに第４９回中東問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開催に際して片倉邦雄日・中東文化経済委員会委員長代行・元駐エジプト大使が、「山内講師は中東情勢を歴史的に且つ日本との関連で捉える第1人者。誰も予見できなかった今日の激変の背景と政権移行の行方を伺いたい」と主催者挨拶。リビア情勢が混迷を深める中で開催された研究会には、田代圓東ソー(株)相談役、野村吉三郎全日本空輸(株)最高顧問、生田正治(株)商船三井最高顧問、三好孝彦(株)日本製紙グループ本社特別顧問、齋藤宏(株)みずほコーポレート銀行特別顧問、尾崎護矢崎総業(株)顧問、松尾邦彦国際石油開発帝石(株)相談役、内田勲横河電機(株)取締役会長、森田清第一三共(株)相談役ら、多数のFEC役員、会員が出席した。山内講師は、配付資料により、エジプト、リビア、バーレーンにおける民主化の動き、民主化への条件、中東和平への影響などを中心に講演を行った。講演後、中華料理をともにして出席者と一問一答の懇談・意見交換が活発に行われた。

（田丸周ＦＥＣ常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記）