宮田律静岡県立大学国際関係学部准教授をお迎えし第48回FEC中東問題研究会を開催=FEC日・中東文化経済委員会
2011年02月28日更新
緊迫化する中東情勢をテーマに講演
とき
平成23年(2011)2月28日(月)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年2月28日(月)に宮田律静岡県立大学国際関係学部准教授を講師に招き第48回FEC中東問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は2月28日、宮田律静岡県立大学国際関係学部准教授を招き、「緊迫化する中東情勢」をテーマに第48回中東問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開催に際して小長啓一FEC日・中東文化経済委員会委員長・(財)経済産業調査会会長が、「チュニジア、エジプトの政権崩壊の周辺諸国への影響、サウジアラビアのシーア派の動きなど気がかりだ。中東の政変は、石油輸入とインフラ輸出で関係深い日本にとって高い関心事」と主催者挨拶。懇談会には、片倉邦雄日・中東文化経済委員会委員長代行・元駐エジプト大使、荒木浩東京電力(株)顧問、田代圓東ソー(株)相談役、野村吉三郎全日本空輸(株)最高顧問、岡崎真雄あいおいニッセイ同和損害保険(株)特別顧問、武藤高義カルピス(株)相談役、森田清第一三共(株)相談役、中嶋洋平日油(株)代表取締役会長ら、多数のFEC役員、会員が出席した。パキスタンから帰国直後の宮田講師は、詳細なレジュメにより中東民主化運動の背景、国別情勢、国際社会への影響などを中心に講演を行った。講演後、中華料理をともにして出席者と一問一答の懇談・意見交換が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)