トルキスターニ駐日サウジアラビア大使をお迎えし第50回FEC中東問題研究会を開催=FEC日・中東文化経済委員会
2011年05月31日更新
倫理を備えた日本企業の協力拡大に期待
とき
平成23年(2011)5月31日(火)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「なだ万」
概要
平成23年5月31日(火)にトルキスターニ駐日サウジアラビア大使をお迎えし第50回FEC中東問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は5月31日、トルキスターニ駐日サウジアラビア大使を招き、「日本本・サウジアラビア関係の現状と展望」をテーマに第50回中東問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開会に際してFEC日・中東文化経済委員会委員長の小長啓一(財)経済産業調査会会長が、「最近の日サ関係では、4月のジャナドリア文化祭で日本を大きくPRできたこと、大震災に対するサウジからの16億円相当のLPG支援があった。着任2年のトルキスターニ大使は日サ関係の幅広い発展を決意され、各地を訪問されている。本日は日本に対する率直な所感を伺いたい」と主催者挨拶。中東各国の政変が続き、サウジアラビアへの影響が注目される中で開催された研究会には、田代圓東ソー(株)相談役、渡部賢一野村證券(株)執行役社長兼CEO、内田勲横河電機(株)取締役会長、佐藤英昭共生国際特許事務所代表、神山茂(株)ジャステック取締役会長、内山英世あずさ監査法人理事長、定保英弥(株)帝国ホテル取締役常務執行役員・東京総支配人らのFEC役員、会員が出席した。トルキスターニ駐日サウジアラビア大使は、配付資料により、サウジアラビアの人口構造、経済情勢、日サ関係を中心に講演を行い、外国企業の中でも特に倫理を備えた日本企業の進出・協力に期待する旨を熱っぽく語った。講演後、和食をともにして、社会情勢、職業訓練などについての出席者と一問一答の懇談・意見交換が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)