来日のセルゲディン・アレキサンドリア図書館長とアブデルナーセル新駐日エジプト大使を招き朝食懇談会
2007年10月10日更新
11月20、21日の日本・アラブ会議のエジプト・アレキサンドリアでの開会を前にしての事前打合せ会を兼ねて催す
とき
平成19年(2007)10月10日(水) 午前10時00分〜11時15分
ところ
ANAインターコンチネンタルホテル東京・37階「シリウス」
概要
日本・アラブ会議の事前打合せ会をANAインターコンチネンタルホテル東京で開催。
内容
日本・アラブ会議のエジプト側の議長のセルゲディン・アレキサンドリア図書館長の京都での国際会議に出席のための来日に際して、同会議の開催打合せを兼ねての朝食懇談会に招いた。同会にワリード・アブデルナーセル新駐日エジプト大使らも出席した。
埴岡FEC副理事長は本年1月に続いて2回目となるセルゲディン図書館長との会談の場を設けた。10日は断食月の期間中であり朝食懇談会とはいえエジプト側は一切の飲食を行わずに会議に臨んだ。埴岡副理事長は「1月の面談に際して館長から要請のあった11月20、21日の日本アラブ会議にFEC代表団を派遣すべく準備を進めている。今日は折角の機会であり会議のことも含めて日本とアラブ関係について率直な意見を交換したい」とあいさつ。続いて両者による意見交換を行った。
冒頭のセルゲディン館長から日本アラブ会議の開催準備状況と会議の進行要領とその会議の基本的考え方について説明があった。説明に対して片倉委員長代行が確認を兼ねての質問を行った。埴岡副理事長は、日本アラブ会議ではFEC代表団としては団長の藤田弘道凸版印刷(株)会長、片倉邦雄元駐エジプト大使の2名を予定していると述べ、そのテーマについても説明した。さらには、FECがエジプトとの交流に力を入れている趣旨についても説明を行った。「日本は今日は大きな転換期を迎え政治、経済、教育も何もかもがこれまでの仕組みでは機能しなくなっている。行き詰ったときは原点に立ち戻るしか方法はない」と語った。「中東和平においてのエジプトの役割は大きく、もっと力を発揮して欲しい。そのエジプトとの交流を深めることは中東和平に協力することになる」とも述べた。
さらには駐日エジプト大使とは11月の第3次FECエジプト経済事情等調査団の派遣概要についても意見を交換した。同団がカイロでの政府要人やエジプト国際経済フォーラム(同国の経団連)やエジプト外交評議会との会議などの日程調整についても協議し大使はFEC経済事情等調査団の受入れには万全を期して準備を進めると述べた。