上村司 外務省中東アフリカ局長をお迎えし第66回中東研究会を開催
2015年06月18日更新
とき
平成27年(2015)4月27日(月)12時〜14時
ところ
ホテルオークラ東京「スターライト」
内容
FECは4月27日、上村司 外務省中東アフリカ局長を招き、「複雑化する中東情勢の行方」をテーマに第66回中東研究会をホテルオークラ東京で開催した。ISなど過激派組織の台頭で混乱が長期化しつつある中東地域。サウジとイランの覇権争い、イスラエルとパレスチナ関係など問題は山積している。開会に際して、須藤隆也FEC日・中東文化経済委員会顧問が、「私自身1960年代から50年近く中東に関わっているが、2000年以降アラブの春を経て、現在最も混乱している状態だと思う。複数の対立軸が複雑に絡み合っている結果だが、このタイミングで中東アフリカ局長の話が聞けるのは貴重な機会であり、参加者一同楽しみにしている。」と主催者挨拶。上村講師は中東地域の特質と重要性、イエメン情勢やイスラム国(ISIL)の現状に関して、様々な角度から分かりやすく講演を行った。講演後は活発に質疑・意見交換が行われた。