埴岡FEC理事長と荒木FEC副会長が日印原子力平和協力に向けての提言書を党・政府に提出
2010年09月03日更新
FEC日印原子力協力フォーラムの開催結果を踏まえて提言を行う
とき
平成22年(2010)9月3日(金)13時〜13時15分
平成22年(2010)9月3日(金)13時45分〜14時
ところ
民主党本部・幹事長室
経済産業省・大臣室
概要
平成22年9月3日(金)に埴岡FEC理事長と荒木FEC副会長が日印原子力平和協力に向けての提言書を党・政府に提出
内容
FEC日印原子力協力フォーラム開催結果を踏まえた提言のため
枝野幸男民主党幹事長、埴岡清至FEC理事長、荒木浩FEC日印文化経済委員会委員長・東京
民間外交推進協会(FEC)の埴岡清至理事長と荒木浩副会長兼日印文化経済委員会委員長(東京電力(株)顧問・元会長)は9月3日午後、本年3月29日に開催したFEC日印原子力協力フォーラムの結果を踏まえて、我が国産業界の意見を取り纏めた日印原子力平和協力の推進についての提言書を持参し、民主党本部に枝野幸男幹事長を、続いて経済産業省に直嶋正行経済産業大臣をそれぞれ表敬訪問した。
埴岡理事長と荒木日印委員長は先ず、枝野幹事長を表敬し、政府への提言の提出と民主党へ日印原子力平和利用協定の法案可決に向けての理解と協力を求めた。
枝野幹事長からは、「産業界の意見を取り纏め提言をいただき有りがたい。日印原子力平和協力は重要な事。先日岡田外務大臣もインドを訪問したばかり。民主党代表選挙中ではあるが、国政を停滞させないよう総理より公務優先で取り組む指示が出ているので、同法案についても進めるよう努力をしたい」述べた。
続いて直嶋経済産業大臣を表敬訪問し、FEC日印原子力協力フォーラムに来賓として臨席の御礼とその結果を踏まえ我が国産業界の意見を取り纏めた提言書を作成したので、政府として日印原子力平和利用協定を一刻も早く締結するよう要請した。
直嶋経済産業大臣からは、「インドは我が国に取って重要な国。海外にシステム輸出するだけでなく、技術輸出をしないと日本の産業が発展しない。私は本年5月の連休前にインドを訪問し、担当大臣と面会。我が国は世界で唯一の被爆国であり、特有の問題を持っていることを説明した。過日インドとの原子力のワーキンググループを立ち上げ先日第1回会合をインドで開催した。また、インド政府と共同でスマートグリットの試験施設を4カ所作って試験を行っている。政府への応援と受け止め同法案提出に向けて準備を進める」と述べた。
表敬訪問にはペマ・ギャルポFEC参与、前田貴俊FEC企画事業部次長が同席した。