中島敬二元インド住友商事社長をお迎えし第57回FECインド問題研究会を開催=FEC日印文化経済委員会
2011年10月14日更新
インド市場は日本の中小企業にとって宝庫
とき
平成23年(2011)10月14日(金)12時〜14時
ところ
ホテルオークラ東京「スターライト」
概要
10月14日(金)に中島敬二元インド住友商事社長をお迎えし第57回FECインド問題研究会を開催
内容
FEC日印文化経済委員会は10月14日、中島敬二Nakajima Consultancy Services LLP会長・元インド住友商事社長を招き、「中小企業とインドビジネス」をテーマに第57回インド問題研究会をホテルオークラ東京で開催した。インドではインフラ整備と並び、部品や金属加工等、製造業の裾野産業の育成が重要な政策課題であり、日本の中小企業の進出機会も大きい。開会に際して平林博FEC日印文化経済委員会顧問・元駐インド大使が、「中島講師は住友商事退社後もインドビジネスに長年携わり、在印日本人の中で最もインド人脈に通じている。金型事業を起業し黒字化させたほか、コンサルタントとしても活躍中。豊富な実体験に基づく中小企業進出に関する助言を期待したい」と主催者挨拶。研究会には、生田正治(株)商船三井最高顧問、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、今田潔信越化学工業(株)顧問、藤村達夫ジェイティーシー(株) 代表取締役会長らのFEC役員、会員が出席した。中島講師は、多くの配付資料によりインドの変化、インドビジネスの収益性、成功・失敗事例などを中心に講演を行った。講演後、中華料理をともにして出席者と事業成功の秘訣、中小企業進出支援策、法的リスクなどについての質疑が活発に行われた。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)