平林博 公益財団法人日印協会理事長をお迎えし第54回FECインド問題研究会を開催=FEC日印文化経済委員会
2011年04月05日更新
インドの戦略的重要性と日印関係をテーマに講演
とき
平成23年(2011)4月5日(火)12時〜14時
ところ
帝国ホテル東京「北京」
概要
平成23年4月5日(火)に平林博 公益財団法人日印協会理事長を招き第54回FECインド問題研究会を開催
内容
民間外交推進協会(FEC)は4月5日、平林博公益財団法人日印協会理事長・元駐インド大使を招き、「インドの戦略的重要性と日印関係」をテーマに第54回インド問題研究会を帝国ホテル東京で開催した。開催に際して荒木浩日印文化経済委員会委員長・東京電力(株)顧問・元会長が、「91年の経済自由化路線転換以来、順調に拡大を続けるインド市場への企業参入が加速しているが、インド・ビジネスには外資規制やカースト制への配慮や、歴史、文化、伝統への理解も不可欠。平林講師の豊富な外交経験と知見に基づくインド観を期待したい」と主催者挨拶。インド・ビジネスへの関心が高まる中で開催された研究会には、渡邊五郎森ビル(株)特別顧問、森田清第一三共(株)相談役、山寺炳彦東亜合成(株)代表取締役会長、藤村達夫JTC(株) 代表取締役会長、山田洋暉(株)クラレ監査役らのFEC役員、会員が出席した。平林講師は、詳細な配付資料により、政治経済情勢、日印関係、カースト制、インド・ビジネスの秘訣など幅広い観点からの講演を行った。講演後、中華料理をともにして出席者と一問一答の懇談・意見交換が活発に行われた。出席者からは、複雑かつ多様なインドへの理解が深まり、時宜を得た研究会と好評を博した。
(田丸周FEC常任参与・油研工業(株)常勤監査役・記)