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バルディス・ドムブロフスキス・ラトビア共和国首相歓迎朝食会を開催

ラトビア 日欧文化経済委員会

2013年04月12日更新

ドムブロフスキス・ラトビア首相

ドムブロフスキス・ラトビア首相

歓迎朝食会の様子

歓迎朝食会の様子

とき

平成25年(2013)4月8日(月)8時30分〜10時

ところ

ホテルオークラ東京「エメラルド」

内容

 民間外交推進協会(FEC)は4月8日、来日中のバルディス・ドムブロウスキス・ラトビア共和国首相を招き、ホテルオークラ東京で歓迎朝食会を開催した。FECは平成19年にラトビアに訪問団を派遣したり、昨年3月にリンケービッチ・ラトビア外相が来日した際に歓迎会を開催する等、継続的に交流活動を行っている。朝食会にはラトビア側からは首相の他、ヴァイヴァルス駐日ラトビア大使、ブカーネ首相法律顧問、ツェルミニャ首相広報顧問、マルドゥプス運輸省運輸局長ら15名が、FEC側からは松澤建FEC理事長、湯下博之FEC専務理事、伊藤直彦日本貨物鉄道(株)相談役ら12名が出席者出席した。開会に際して松澤理事長は「ドンブロウスキス首相ご一行のご来日を心より歓迎申し上げる。首相は世界的経済危機によって2009年に経済成長率―18%を記録したラトビア経済を見事な手腕で2011年には+5.5%まで回復させた素晴らしい実績の持主だ。本日の率直な意見交換を通して、両国の経済協力関係が更に強化されることを祈念している。」と挨拶。

 ドムブロウスキス首相は「今回の初来日でFECの皆様にお会いする機会を得られ、大変嬉しく思う。日本とラトビアは1世紀にわたり友好関係を育んできた。特に2007年の天皇皇后両陛下のラトビアご訪問は特別の出来事だった。また、東日本大震災は非常に痛ましく、ラトビアからも心からのお悔みとお見舞いを申し上げた。復興に向けてこの2年間、日本の皆様が力強く取り組む姿に強い感銘を受けた。ラトビアは経済危機を回避することができなかった。私たちは経済立て直しのため予算削減、増税など大きな痛みを伴う改革を行い、その結果2年を待たず財政の安定を取り戻し、信頼を回復した。私たちが今取り組んでいるのはユーロ導入とOECD加盟で、ラトビアのOECD加盟には日本による支持が非常に重要だ。ラトビアはロシアとヨーロッパの境に位置し、ヨーロッパ市場とロシアおよび近隣の独立国家への玄関口として理想的な位置にある。日本とEUが自由貿易協定の交渉開始に合意したことを嬉しく思う。日本とラトビアは信頼しあえる友であることを深く確信している。」と答礼挨拶を行った。

 続いて朝食懇談に移り、ユーロ導入の意味と期待される効果、ヨーロッパで4番目のラトビアの鉄道網、ロシア等への輸送の経由地としてのリガ等の自由港の取扱い能力の大きさ等について、和やかな雰囲気のもと活発な意見交換が行われた。

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