English

ウォレン新駐日英国大使を招き第92回FEC日欧経済等フォーラム・昼食会を開催

イギリス 日欧文化経済委員会

2008年11月19日更新

FEC日欧文化経済委員会=藤田弘道日欧委員長がウォレン大使の駐日大使就任に祝辞を述べ出席者一同が乾杯し着任を歓迎する

あいさつするウォレン駐日英国大使(左から2人目)、藤田日欧文化経済委員長ら(右側)

あいさつするウォレン駐日英国大使(左から2人目)、藤田日欧文化経済委員長ら(右側)

とき

平成20年(2008)11月19日(水) 12時〜14時

ところ

ホテルオークラ東京「山里」

概要

ウォレン新駐日英国大使を招き第90回FEC日欧経済等フォーラム・昼食会を開催。

内容

テーマ

今夏に駐日英国大使として着任のウォレン大使を9月8日、大使公邸に訪ねて面談の埴岡FEC理事長が「FEC日欧文化経済委員会主催の昼食会に招きたい」との招待を受けて今次日欧経済等フォーラム・昼食会が開催された。大使は着任後、日英修好条約150周年記念行事の一環としてのチャールズ皇太子の来日などで多忙を極め開催が11月に至った。

内 容

開会に際し埴岡理事長が「大使は日本は3回目の勤務で10年前は3年間商務参事官として両国の通商促進に尽力。現在の厳しい世界経済を受けて日英間の経済関係の強化のためウォレン大使が着任されたと思う。まさに英国外務省の適材適所の人事と思う」とあいさつ。続いて日欧文化経済委員長の藤田弘道凸版印刷(株)相談役が、知日派大使の就任を祝うと祝辞を述べて乾杯の発声を行った。

紹介を受けた大使は、一般論も含めてあいさつを述べ流暢な日本語で就任のあいさつをした。

あいさつでは、日本との関わりなど自信の略歴を話し、着任以来の日本の社会情勢に関しての自身の意見を述べ、さらには英国の政府、経済情勢や今年の日英修好条約150周年で各地で各種の記念行事が催されていること、また自身の大使として臨むことが4つあると、(1)日英外交関係の一層の強化、(2)アフリカ等途上国に対しての支援での両国の協力、(3)地球温暖化対策での両国の協力、(4)技術革新における両国の協力関係を挙げるなど抱負を語った。

引き続いての昼食懇談では、日本の今後の国内政治情勢・国民の意識、英国の対露外交政策、英国等欧州の経済事情、民間レベルの両国協力のあり方、両国のこの20年間の交流の沿革などについて幅広い分野で活発な意見交換が行われた。質問は、藤田委員長はじめ岩下誠宏(株)ADEKA名誉会長、渡辺五郎森ビル(株)特別顧問、志賀哲夫ヤンマー(株)顧問、ジャン・フランソワ・ミニエ ドレスナー・クラインオート証券会社駐日代表らが行った。懇談で埴岡理事長は、150年前の日英条約は不平等条約でその後明治政府が尽力し改正を行った。大使のお話のとおり両国の公式な交流がスタートし150年に当たるとコメントした。閉会に際し藤田委員長が大使に対し就任祝いの品を贈り閉会した。

< 一覧へ戻る