FEC副会長の内藤明人リンナイ(株)取締役会長にブルガリア政府から叙勲の伝達式=センドフ駐日大使から内藤氏に伝達
2008年12月16日更新
日欧文化経済委員会=大統領名による勲記とともにスタラ・プラニナ勲一等の勲章が授与された
とき
平成19年(2007)12月16日(火) 11時45分〜13時10分
ところ
名古屋マリオットアソシアホテル「シリウス」
概要
FEC副会長内藤明人リンナイ(株)取締役会長へのブルガリア大統領叙勲伝達式
内容
民間外交推進協会(FEC)副会長の内藤明人リンナイ(株)取締役会長に対するブルガリア大統領の勲一等叙勲伝達式が12月16日、名古屋マリオットアソシアホテルで行われた。FECはブルガリアと20年の民間交流実績を誇り、10月には内藤FEC副会長を団長とする第16次FEC欧州経済事情等調査団が同国を訪問、異例の歓迎を受け大統領、首相等の政府要人との会談で両国の関係強化の推進を確認するなど大きな成果をあげ、今般、こうしたFECの長年の両国間経済協力発展への多大な功績に対し、内藤FEC副会長への叙勲授与となった。大統領叙勲(「スタラ・プラニナ勲一等」)はディミトロフ経済エネルギー大臣を来賓に迎え伝達される予定であったが、ブルガリアの予算編成時期と重なり同相の来日が来年に延期されたため、センドフ駐日ブルガリア大使から伝達が行われた。 叙勲伝達式には、FEC役員、FEC法人会員・個人会員のほか、来賓として経済界、メディア関係者らが多数招かれ、内藤副会長の受章を祝った。
開会に際して、埴岡和正FEC理事長が、「センドフ大使は著名な数学者。政治家としても高位の職歴を経験し、5年前に露米英仏日の大使赴任候補先から日本を希望し着任。日本をこよなく愛し全国各地を旅行された。5年間の在任中、日本の経済人への大統領叙勲は初めてとの由。臨席が不可能となったディミトロフ経済エネルギー大臣との経済懇談会を来年の同相来日時に計画する」とセンドフ大使の紹介を兼ねて主催者挨拶。センドフ大使が大統領令に基づく勲記を代読、内藤FEC副会長への叙勲が伝達された。
内藤FEC副会長より、「大統領より勲一等を拝受し身に余る光栄、感激。先般の調査団訪問により両国の一層の関係強化が確認された。今後も両国間の相互交流促進に向けて努力したい。特に1月の大統領の初訪日が成功するようにホストの一員として精励する所存」と受賞御礼の挨拶が行われた。続いてセンドフ大使より、「埴岡理事長、内藤副会長ほかFECの皆様のブルガリアに対する協力を感謝する。内藤氏はブルガリアの友人で、大統領叙勲を伝達できて嬉しい。日本ではヨーグルト、琴欧州が有名だが、両国の経済交流規模は体制変換前の方が大きかった。ブルガリアの民主化・市場経済化への体制変換過程は厳しく、民営化の過程で犯罪も増加したが、体制転換後20年を経た現在、経済は著しく発展し、日本とのビジネス・パートナーになりうる民間企業も増加した。EU加盟もビジネス環境の安定化に寄与している。FECの交流活動を高く評価するとともに今後の両国の経済関係の促進を期待したい」と挨拶があり、壇上で記念写真が撮影された。この後、弁護士の石原金三FEC代表監事の発声により乾杯が行われ、昼食懇談会に移った。
昼食懇談会終了後、センドフ大使、同行のチュパロフ参事官は内藤FEC副会長の案内でリンナイ(株)本社を訪問、同社首脳陣と親しく懇談した。訪問には田丸周FEC常任参与、前田貴俊FEC企画事業部次長が同行した。