センドフ駐日ブルガリア大使が河野俊二FEC日欧文化経済委員長らFEC役員を招き大使公邸で晩餐会を開催した
2008年02月22日更新
FEC日欧文化経済委員会=駐日大使主催の晩餐会を第81回FEC日欧経済等フォーラムとして催し経済・文化交流について意見を交換
とき
平成20年(2008)2月22日(金) 18時〜21時
ところ
駐日ブルガリア大使公邸
概要
センドフ駐日ブルガリア大使がFEC役員を招き公邸で晩餐会を開催。
内容
2009年1月に予定されているブルガリア大統領の来日の受入れ準備会の一還としてセンドフ駐日ブルガリア大使が河野俊二FEC日欧文化経済委員長(東京海上日動火災保険(株)相談役)、埴岡副理事長はじめFEC役員を招き打合せ会を兼ねた夕食会を開催した。
大使は笑顔で河野委員長はじめFEC役員一人ひとりをホールで出迎え、その後大使自慢の公邸の庭に一行を案内し自身が苔を利用し平成(日本語)の文字を造形するなどの庭造りの状況を説明。その後ホールで食前酒を飲みながら歓談し、大使は日本の冬の寒さは大したことはなく、今でも暖房はつけないと話すなど場が大いに盛り上がってから食堂に場所を移してブルガリア料理のもてなしを受けてブルガリアの経済と文化及び両国関係、さらにはコソボ、EUとロシアなどを話題に意見交換を行ない大使とFEC役員との交際を深める場となった。
夕食の開会に際して大使は、本日FEC役員を招待できてうれしい。この場は来年1月に公式訪問する大統領の事前準備の場としたいと述べ歓迎あいさつした。河野委員長は招待に感謝すると謝意を表した。続いてのブルガリア料理を賞味しながらの懇談では、ブルガリアの長い歴史と文化、現在の政治情勢、医療、保険制度や原子力発電などのエネルギー問題や社会問題化している汚職、腐敗などにも話題が及び、率直で身分関係のように本音での意見交換となった。コソボ問題について大使は、国家として形は今だ何もできていないのでEUに加盟させてゆっくりと国づくりをやるしか方法はない、と語った。EU加盟後の現状については、ともかく新しいルールが沢山増えたと述べ、その一例としてキュウリ一つについてもその農産物栽培の規則は200ページもあると説明。日本在住のブルガリア人は約450人で、内70人が留学生だと両国の人的交流についても話すなど多岐にわたっての懇談となった。退出時には大使が一人ひとりに名産のブルガリアワインをお土産げとして手渡し気配りを行った。通訳はチュパロフ同大使館参事官が当った。
〔FEC側出席者〕 河野俊二日欧委員長、埴岡副理事長、日欧委員会の宮脇宗嗣、木島輝夫両委員、都甲岳洋日露委員長代行、岡田修三参与とFEC会員の丹羽正幸医師