カルフィン・ブルガリア副首相・外相(経済担当)を招いての昼食経済懇談会を藤田弘道FEC副会長が開催
2007年11月05日更新
カルフィン副首相と出席のFEC役員が両国経済交流促進に向けて活発な意見交換を行う
とき
平成19年(2007)11月5日(月) 11時50分〜13時45分
ところ
ANAインターコンチネンタルホテル東京37階「アリエス」
概要
カルフィン・ブルガリア副首相を招いての昼食経済懇談会を開催。
内容
外務大臣としてブルガリアがEUに加盟後、初めての来日に際して、カルフィン副首相・外相とFEC役員が日本にとって遠い東欧の国ブルガリアとの経済交流、人物交流を促進するための率直な意見交換の場としてのFEC昼食・経済懇談会を開催(第7回日欧経済等フォーラム)
福田首相、高村外相らとの会談及びFEC昼食会・経済懇談会に出席のため来日のイヴァイロ・カルフィン・ブルガリア副首相・外相とセンドウ駐日大使ら一行9名を招き経済懇談会を開催した。主催者を代表しFEC副会長の藤田弘道凸版印刷(株)会長が、昨年10月に貴国を訪問し会談して1年ぶりの再開となり大変にうれしいと歓迎スピーチを述べた。続いて斉藤邦彦FEC理事長が副首相一行の来日の歓迎の意を表しての乾杯の発声を行った。
カルフィン副首相は、「本日はFEC主催の昼食経済懇談会にお招きいただき感謝する」と答礼あいさつ。さらには昨年10月に第13次FEC欧州経済事情調査団の団長として副首相とソフィアで会談した藤田FEC副会長、斉藤FEC理事長との会談を慶んだ。そして、現在のブルガリアの良好の経済情勢が6.5%成長と高いこと、外国からの直接投資が急増していること詳しく説明した。また、港湾、地下鉄、発電所等のインフラ整備計画に日本を含む外国からの参画を求めていると述べた。また、 2009年が両国の国交樹立90周年、国交回復50周年を迎えるので同年に各種の行事を催したいと話した。
その後、和食の昼食をともに副首相との間で出席のFEC役員が原発計画、環境・空港問題、医療、投資政策などについて野村吉三郎全日空最高顧問、遠藤良治信越化学工業顧問、丹羽正幸医師、渡辺五郎森ビル特別顧問らが質問した。副首相は43歳と若く全ての質問について自身が答えた。その中で日本企業の投資を強く希望する旨を強調した。閉会を前に藤田副会長は副首相と記念品を交換した。埴岡副理事長の閉会あいさつに対し副首相はさらに丁重な謝辞を述べ約2時間の懇談を終えた。