リデック駐日フランス大使を迎えて=来年の日仏交流150周年を前にしての意見交換(大使はFEC活動を高く評価していると発言)
2007年03月06日更新
第64回FEC日欧経済等フォーラム FEC日欧文化経済委員会
とき
平成19年(2007)3月6日(火) 12時〜14時
ところ
東京全日空ホテル3階「雲海」
概要
駐日仏大使を招きFEC日欧経済等フォーラムを開催。
内容
幕末期の1858年(安政5年)9月に日仏条約が締結されて来年で150年を迎えるに際して、日仏両国で開催される記念行事のあり方についての意見交換
FEC日欧文化経済委員会(委員長・河野俊二東京海上日動火災(株)相談役)は3月6日、ジルダ・ル・リデック駐日フランス大使を招き第64回FEC日欧経済等フォーラムを東京全日空ホテルで開催した。開会に際して、主催者を代表し埴岡FEC副理事長が「リデック大使は日本勤務3度目の知日派」と大使の紹介を含めてあいさつ。リデック大使より「日仏交流150周年を前にして」をテーマに、日仏交流記念イベントの進め方などについての見解を述べ本日の招きに謝意を表し、併せてFECの日仏交流の多くの実績を評価すると答礼あいさつがあった。その後は昼食をはさんで大使とFEC役員・会員の企業代表者と和やかに記念行事内容などについて意見が交換された。
平成20年(2008年)に日仏交流150周年を迎えるが、日仏関係の現状は成熟で良好、相互認知度も高い。多岐の分野で記念行事を計画中。今年は重要な選挙の年(仏:大統領選・総選挙、日:参議院選)であるが怠りなく準備を進めたい。
過去の政府間の重厚な対話は中身が乏しかった。そのため地方分権をテーマに、両国から各5都市が参加し経済、観光、文化等の交流を軽やかに進めたい。FECは地方に強いネットワークを持つので協力をお願いする。人物交流の紹介も大物ではなく、一般人1500人の記録、写真を展示する。毛沢東にならい、「種をまいて開花を待つ」心だ。地方相互、国民相互等の多様な民間交流を大切にし、今後も変わらぬ関係を続け活性化を図りたい。大使は閉会に際して次回は大使公邸にFEC役員を招き懇談会を催したいと述べた。時期は4月下旬がよいと語った。