ティム・ヒッチンズ駐日英国大使をお迎えし第115回欧州研究会を開催
2014年03月11日更新
とき
平成26年(2014)2月4日(火)12時〜14時
ところ
ホテル椿山荘東京「アザレア」
内容
FECは2月4日、ティム・ヒッチンズ駐日英国大使を招き、「英国とEU」をテーマに第115回欧州研究会をホテル椿山荘東京で開催した。英国では、欧州連合(EU)に残留するか離脱するかで現在揺れている。国内では司法や労働法制などでEUに国の主権を侵害されているとの不満も出ており、キャメロン英首相は2017年末までに、EUに残留するか否かの国民投票を実施する方針であることを表明しているが、世論調査でも国民の過半数が国民投票による決着を求めており、その動向は注目されている。FEC日欧文化経済委員会委員長の藤田弘道凸版印刷株式会社相談役が、「日英両国はユーラシア大陸の東西の端にありながら、約400年の交流の歴史があり、かつ非常に良好な関係を維持している。地域の平和構築の面ではEUが着実に機能していると思うが、経済はいささか苦しい状況だ。本日は英国のEUに対する考えを伺いたい。」と委員会を代表し挨拶。ヒッチンズ大使は、日英の歴史、英国の現状、日英関係の現在と将来像について詳細な説明を行い率直な所感を述べた。講演後は日中問題、女性の社会進出などの質疑・懇談が和やかに行われた。